2024-01-01から1年間の記事一覧
2024年秋の映画館での公開でまた観ました。 2024/9/12の夕方にこれに気づいた時点では上映は3館のみ、新宿はもう終わり、あとは津と羽生の今夜の回が最後ということで、イオンシネマ羽生にゴー! 既に数え切れないほど見ているが、やっぱり何度見ても面白い。…
きょうは9月11日です。 9/11というと、2001/9/11にあの大事件が起き、情報を求める人々によるインターネットの輻輳でWebが死に、 しばらくして少しずつcnn.comやyahoo.comが復活し、 それは人類がAkamai (CDN) の威力を実感した日でもあり、そのAkamai CTOの…
休日の土曜に急にこの映画のことを知り、行ってきた。大満足した。 内容は題名のとおり。タイムスリップものはよくあれど、幕末の武士が気絶から目覚めるのがいまの太秦撮影所というアイディアが面白い。諸葛孔明がいきなりハロウィンの渋谷に出てくるのもい…
面白かったしよく出来ていた。 ただ、ここまで舞台設定が自由だと逆に作りづらいだろうなとも思った。 主人公がよく遊んでいたゲームキャラが脳内? にもでてきて、わざとジャギだらけで面白かった。こういうシェーダーも必要ならPixarは書きますよと。 字幕…
スタンリー・キューブリック監督作品。現金は「げんなま」。 メルカリ経由でレンタル落ちDVDを購入して鑑賞。 犯罪映画の原型のひとつかも。1957年の作品をいま観ても申し分なく楽しめるのはすごい。競走馬の疾走シーンの撮影と迫力もすごい。複数の登場人物…
タイムループものコメディ。 MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない円井わんAmazon 仮にサマータイムマシンブルースと比べると、年代が数年後、場所が東京、舞台が会社。 あぁ映画見て楽しかったー。という体験をまさにできます。 主演…
アイドルから女優に脱皮したい主人公、マネージャ、ダクション代表、脚本家、カメラマン、ストーカーという縦糸。 現実と夢と演劇という横糸。 これらが絡みあい、何が本当なのか虚構なのか分からなくなっていく。 劇中劇、劇中劇中劇、劇中劇中劇中劇… まさ…
思っていたよりもモラトリアム満点な流れだったけど、なんともじわじわ味わいがある。 前田敦子の自然体なのかむき出しなのか、ダラダラボソボソした挙動、なんともいえないボンクラ感が生々しくてすごい。 www.youtube.com ラストシーンの、中学生とアイス…
2007年ごろUS西海岸に技術系カンファレンスで出張に行ったとき、セミナーやプレスリリースの会場とかで、参加者の7割ぐらいは両手でこいつをプチプチしており、英語圏で仕事でtextする連中はマジで全員BlackBerry使ってるんだな! と体感した。 そう、あの「…
買ったままで読んでなかったどころか、中学ぐらいのとき手が出ていなかったSF古典を40年後のいまごろ消化している。 一周(枢軸国側が勝利した世界)二周(のなかで連合国がもし勝ってたらという物語)した世界の淡い白日夢。 結局アマプラで映像化されたものの…
面白かった。最初は文章や人物像が類型的かな、技術的な詳細もぬるめだな… と思っていたが、徐々にストーリーに引き込まれていった。自動運転とトロッコ問題と責任の所在という、自分もこのへん将来どーすんだろと思っていた面倒くさいところに切り込み、オ…
伊藤計劃読んだの初めて。いやー、良かった。堪能した。 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)作者:伊藤 計劃早川書房Amazon
amazonで早川書房のKindle本セールをやっていたので買った一冊。 なんつか、こう、ホイチョイ・プロダクションズ的なやつである。 気分転換に、お菓子でもポリポリするつもりで読もう。 会議でスマートに見せる100の方法 (早川書房)作者:サラ クーパー早川書…
情報セキュリティのさまざまな課題が、昔から振り返っていつごろどんな芸風のがどんなふうに生まれてきちゃったんだろうね、という一冊。 面白かったし、自分の年代(1967年生まれ, 56歳)だとNCSA Mosaicの誕生やSatanぐらいから同時代リアルタイム体験なのだ…
いちおう封切り日に鑑賞した。六本木ヒルズのTOHOシネマ。 基本的にどろどろ人間模様の映画。レースシーンはイタリアの風景を交えたアーティスティックなもので、素敵だが、レースシーンを楽しむような映画ではない。あと、無惨な事故シーンのどろどろも若干…
当時映画館で観ようと思っていつつ、Netflixでの鑑賞になった。 本作の評判は以前から聞いていたし、制作工程の記事もいくつか読んでいた。 逆に、スラムダンクという名作人気漫画のことは、有名なミームいくつかは知っていたが、スポーツに全く興味がないこ…
映画館のじーちゃんと少年の友情というお話の作りだけで、観る人のツボをぐっと捉えて離さない。こんなの感動するに泣くに決まってるじゃないですか。 思っていたよりもめっちゃ素直にベタなヒューマンドラマ。名画とか名作とかいうよりもシンプルな一本に感…
脚本と撮影と監督が残念。とても安っぽく感じた。 ストーリーはご存知アガサ・クリスティの名作なのだが、 含まれるシーンとセリフを付箋紙に書き出し、 「この主人公の探偵オモシロイよね」の付箋も追加して、 時系列にならべて、順番に撮影して、くっつけ…
解像度変更めんどくさい 十年ぐらい前から老眼になってしまったので、ディスプレイの解像度によっては裸眼だと見づらいことがある。なので、ディスプレイに向かうとき、眼鏡をかけたり、解像度を調整したりすることがある。 解像度の調整は、macOSだと、シス…
詳しいわけではないけど、非常にとってもシティーハンターだった。 クラシックな部分と、2024年のいまとのミックス具合がとてもよい。リアルな歌舞伎町でがつがつロケしてるのもよき。 香が持ってるお約束の小道具も、とはいえ実写であれを出すのは無理だろ…
邦題はなかなかひどい。トップガンの映画でもないし、トップガン的な任務の話でもない。偵察機の話なので撃墜王でもない。商品としてのパンチラインだから仕方ないか。 ザ・トップガン 無敵の撃墜王 [DVD]クリス・サドラーAmazon 偵察型スピットの話だけで1…
無事封切り日に見れた。結構よかった! 流れは、ノーラン監督お得意の時系列入り乱れ。ボク(オッペンハイマー博士)の主観ベースのカラーシーン、他者から検証されるモノクロシーン、他者からの検証に直面していく大人になったボクのカラーシーンの大きく3本。…
自宅でがしがし仕事しつつ、気持ちよくQOLも上げたい。生活の質があがってこそ仕事の質もあがる! (だといいな) 仕事部屋のちょっとしたホコリや、すぐ脇にある玄関の花活けからこぼれる花びらなど、ちいさな掃除ネタは日々うまれる。 そんな程度の細かい掃除…
自宅勤務のときはだいたい、デロンギのコーヒーメーカーで淹れたコーヒーを飲みつつ仕事しているのだが、まぁそのうちに冷める。 そんなことまったく気にしていなかったが、職場のひとからコーヒーマグウォーマーを買ってみたらすごく良かったと紹介があって…
2024/2/17の渋谷シネクイントでのスタンディング上映で観ました。 同日同館でのSTOP MAKING SENSE 4Kレストア スタンディング上映からのデヴィット・バーン2連続です。STOP MAKING SENSEはこの週みるのが2回めだったので週3 David Byrneです。 大変に素晴ら…
ご存知、Talking Headsのライブパフォーマンス映画STOP MAKING SENSEは、むかーし画質や環境の良くない状態で見て (バーかどこかで? 忘れた)、ふーんなるほど程度の認識しかなかったのだが、 このたび4Kにリストアされ、IMAX上映もあるということを知り、時…
「すばらしき世界」の制作にまつわる話を中心としたエッセイ。 よかった。 穏やかで読みやすく、しかし各所にあらわれる表現のたおやかさ。 誠実で感受性ありながら、自分は映画ものがたり造り渡世をひとり進んでゆくのだというboldな心意気。 スクリーンが…
西川美和監督のエッセイ。 僕は西川監督の映画がかなり大好きなので、こんないい台詞や画がどうやって生まれてくるのか、どんな人から生まれてくるのか、とても興味がある。 随筆を楽しむような時間や心の余裕を数年ぶりに取り戻したので、kindleで購入し、…
手塚治虫によるピカレスク・ロマン。むかーしどこかの漫画喫茶で読んだ。 今回は、たまたまKindle Unlimitedにあるのを見つけ、1巻は無料で読み、そのまま2, 3巻は有料購読して読了。有料といっても1冊あたり300円前後 かける 2冊 なので、そう負担ではない…
フレデリック・フォーサイスといえば「ジャッカルの日」「戦争の犬たち」といった重厚な長編を著す作家という印象が強いが、短編も決して悪くない。というか良い。 これは短編3つから成るかなりの薄い一冊だが、「ブラック・レター」「殺人完了」とも、小粋…