同じ作者のチェンソーマンが、アニメを見る限り世界観、ストーリー、人物造形、人物描写、すべて完全にnot for meだったので、本作もちょっと様子をみていたが、Amazon prime videoに来ていたので鑑賞。
画、色彩、アングル、表情、すべてとても丁寧に作られた素晴らしい作品だった。
最後のあれこれは、現実なのか超現実なのか、夢か、あるいは無念のあまりの妄想なのか答えは明らかでないけど、ラストシーンで窓ガラスに貼られたもののディティールを描いていないので、その答えは観客それぞれに任される。イニャリトゥ監督の「バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」を観終わった感覚を思い出した。