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プロのソフトウェアエンジニアとしての心構え、思考法、コミュニケーション、マネジメントするほうされるほう、といったあたりを扱った本だと思って購ったが、前半半分ちょっとが結構具体的なTDDの実践法で、その後は若干駆け足でコード品質などについての話…
1995年ごろ (Windows NT 3.5にWin32sサブシステムが追加されて3.51になったころ), IRIX + ANSI CからVisual C++に乗り換えることになった僕らは、職場でいわゆるGOF本を読まされた。 しかし文体と内容が高踏的で、語られている設計手法を自分ごととして理解…
コーチング、エンパワメント、アジャイル、サーバントリーダーシップあたりを扱った一冊。Kindleで読んだ。 LEADER’S LANGUAGE 言葉遣いこそ最強の武器作者:L.デビッド・マルケ東洋経済新報社Amazon うーん、この手のことを学ぶため、何よ…
多忙に紛れて積ん読になってたのですが、読了。 読むというより、よくも漏れなく横断して網羅したなあ、すごいなあと。 ほんとにすべてMECEに書いてある。 プロダクトマネジメントのすべて 事業戦略・IT開発・UXデザイン・マーケティングからチーム・組織運…
発売前から事前予約してあったので、発売日にすぐ届いた。 十代からシンセいじってきた五十代の男にとっては、新発見のかたまり! という内容ではないが、いりいろ懐かしく、また温故知新的なところは愛おしく、とても楽しんだ。 FILTER Volume.01 (シンコー…
M&AしてPMIを根気強く遂行して… 一般の暮らしでいうと、(打算的に?) 恋して結婚して、共同生活が始まって、よい未来を目指して一緒にがんばっていくつもりだったっけど、そもそも「よい」って何? 未来ってなに? そもそも未来への興味とか意味とかすら合って…
各種スパイスで四川風麻婆豆腐つくるのが得意な息子さん。スパイスカレーの本を買ってきた。 これが無茶苦茶面白そう。ぱっと作りたいというレシピ本ではなくて、基本要素の組み合わせと工程、そしてスパイスの組み合わせ爆発をどう泳いでいくかというロジッ…
いわゆる「ディズニーのバイト本」。いっぱい売れて、読まれたおかげでアンチもいるが、この本は、これはこれでいいのでは。 ただ、ホスピタリティって極論すると「育ちの問題」なので、ある一定以上素質がある人にはいいが、そうでもない場合は難しいよね。…
西海岸のとあるITベンチャーの経営陣たちがどうもうまくまとまっていない。そんなところに着任した、経験豊かなCEO。彼女はチームをどうまとめていくか。そんなフィクションと、まとめの最終章から成る一冊。 あなたのチームは、機能してますか? 作者: パト…
Kindle Unlimitedにあったので読んでみた本。 著者はニッポン放送のアナウンサーらしい。ご自身いわくコミュ障だった自分が、それを克服してトーク上手で食っていけるに至ったノウハウをトーク的に書き下ろしたもの。実際これはニコ生の書きおろしらしい。 …
Kindle Unlimitedサービスが始まったので、いくつか選んで読んでみた本のひとつ。 眞鍋かをりという、明るく芯の強いおねーさんが思いつきで世界あれこれ行ってみた体験記。さっとすっきり読めて、何も残らない(エンタメとして重要)、まさにKindle Unlimited…
Kindle Unlimitedサービスが始まったとき、それを紹介する記事の中で「目玉コンテンツ」扱いで紹介されていた一作。もちろん僕も持っていて自宅に帰れば読めるが、何も考えずクリックして、一気に読破。 何回読んでも、何回読んでも、おもしろい。驚くべき発…
バイコヌールといえば、ソ連・ロシアの宇宙開発の中枢。アメリカでいえばヒューストン宇宙基地みたいなもの。 が、いまや朽ち果てて、同じく志半ばでソ連崩壊も伴って頓挫した (とはいえ無人飛行でなら一応宇宙には出て戻ってきている) ソ連版スペースシャト…
椿姫 彩菜の自伝的なやーつ。彼女が書いている「男子校」は、僕が小中高と12年通った学校だ。つまりこの人は僕の学校の後輩。 子どものころから心と体の性の不一致に苦しんでいた彼女は、この男子校では理解ある仲間に恵まれて… というあらすじは以前から(リ…
話題になっていた「東京防災」の本。うちにも届いた。 一式アンパックして広げたところ。なんだろう、いいモノが届いたわくわく感が半端ない。 きちんと地域別に作り分けられている。こりゃ手がかかっているな…書籍本体は、読むにもよし、緊急時にパッと持ち…
気づいたら和訳が出ていた。予約しておき、届いた。 優しく静かに淡々と書かれている一冊。いい本だったよ。バーニー。その筋のみんなは、みんな読みましょう。 ニュー・オーダーとジョイ・ディヴィジョン、 そしてぼく (ele-king books) 作者: バーナード・…
Kindleで読んだ。私小説として面白かった。小澤 隆生「おざーん」さんの序文も味わい深い。 Andreessen Horowitzは、技術とビジネスのバランスが筋のいいVCとしてレスペクトして動きをみている。 Marc AndreessenがNetscapeやめて、AOLもやめてLoudCloudを立…
年々物忘れがひどい。 しかし、物忘れにもメリットはある。 何かのきっかけで (映画化されたからかな?) この書名を思い出し、かつてこれを読んだ時の自分の過去エントリを見つけたのだが、はて、どんな落ちだったのか全く思い出せない。 気になるので、Kindl…
とにかくフレームワークてんこ盛りの本。Kindleなら「戦略決定フレームワーク45」は742円、「問題解決フレームワーク44」は599円と安いので、手元(クラウドに、だけどね)に置いておいて損はない。 決断の速い人が使っている 戦略決定フレームワーク45 作者:…
今朝まだ寝床にいるうちに、facebookのtimelineで見かけて、さくっと買ってさくっと読んじゃいましたとも、ええ! カンファレンス運営の本当の裏側 発売日: 2015/05/08 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る
途中までワークブック形式になっている。面倒がらずに手を動かすとよいだろう。 後半は、良き思考のための道筋の付け方のガイドになっているのだが、つい先日「エッセンシャル思考」を読んだばかり (正確には、ワークブック形式の途中で投げ出してしまって、…
意識の向上に向けた本。 この手のジャンルの本は「ああ、はいはい……」という印象を持ってしまいがち(こういう、反射的に発生する、ときにネガティブな内心の言葉が、まさにこの本でいう「セルフトークA」)なのですが、この本はとても論理的な内容。かなり良…
この本は出版予定となったときから予約していて、ずっと手元にあったのだが、うっかり後回しにしていた。 思っていたのとかなり違う読後感。中身の詰まった小説を読みきったあとのような読後感。そう。いわゆるビジネス本とかスタートアップ本ではなくて、私…
磯崎哲也さんの、ある意味定番本。 特に面白いな、と思ったのはベスティング (vesting) のところ。一般には退職や転職に伴う、確定拠出年金の権利・資産の持ち出しのことを言うらしいが、ここではストックオプションの権利行使のことを指している。 ストック…
プレゼンの構成をどうすべきか、のガイド本。 いきなりPowerPointを起動するな、まずはじっくり紙で構成を練れ、というのはそのとおり。僕はemacsですが… でも紙とペンも使いますね。 Guy Kawasakiの「10・20・30ルール」(スライドは10枚以内、時間は20分以…
「ピクト図解」とは、ヒト・モノ・カネの関係を明快にグラフ化するフレームワーク。 かつ、世のビジネスモデルのデザインパターンを、実例を含めつつピクト図解していく。 すぐ読めて役立つ好著。 ビジネスモデルを見える化する ピクト図解 作者:板橋 悟 ダ…
余計なことより本質に集中しましょう、系の一冊。 流れもファクトも明快。そうじゃなきゃエッセンシャル思考なんて唱えないよね。 「やらなくては」ではなく「やると決める」 「どれも大事」ではなく「大事なものはめったにない」 「全部できる」ではなく「…
世の中の「しごと」を、心の持ち方を軸に2つに大別してみると、 1. 単純労働: 工場のライン、刺身にたんぽぽ…とかね。変化は脅威! プロセスが大事。 2. 知的労働 (ナレッジワーク): 変化はチャンス! プロセスよりもゲームが大事。 後者の知的労働は、変化に…
悪くはない。 「自分だまし」の心理学 作者:菊池 聡 祥伝社 Amazon
小一時間で読了。 教養 = リベラル・アーツ = 自由技術 ニーズに合うものを提供するのがプロフェッショナル、さらにその上位で専門知識・経験を持つものがエキスパート。 これらを横断する知識と経験、どういう技術のポートフォリオを持つか戦略を立てる な…