スクリーンが待っている / 西川 美和

「すばらしき世界」の制作にまつわる話を中心としたエッセイ。
よかった。
穏やかで読みやすく、しかし各所にあらわれる表現のたおやかさ。
誠実で感受性ありながら、自分は映画ものがたり造り渡世をひとり進んでゆくのだというboldな心意気。