STOP MAKING SENSE / Talking Heads

ご存知、Talking Headsのライブパフォーマンス映画STOP MAKING SENSEは、むかーし画質や環境の良くない状態で見て (バーかどこかで? 忘れた)、ふーんなるほど程度の認識しかなかったのだが、 このたび4Kにリストアされ、IMAX上映もあるということを知り、時間を作って久しぶりに改めて鑑賞 (2024/2/12 19:20 ユナイテッド・シネマ浦和)

うわー。よかったー。
きちんと鑑賞し直してよかった。 シンプル、アイディア、センス、ロック、ファンク。

Talking Headsは、特にファンというほどでもないのだが、ちゃんと音楽を聴き始めたのが1980年ごろの僕にとってはまさに青春の同時代で、曲というものを作り始めた16歳のころの楽曲に、いま思うとBorn Under Punchesのリフからの借用があったりと、嬉し恥ずかしだ。Same as it ever was and look where my hand was. あとそういえば、いままで聴いたベストアルバム9枚を考えたとき、 My Life in a Bush of Ghosts / Brian Eno + David Byrneが入った。

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欠点といえば、普通に映画館の座席に座って観るしかない状況だと、Burning down the House, Once in a lifetime, Crosseyed and painless あたり、もう立って踊らないのがどうかしてる、椅子に座ってることが苦痛だった。 どっかで騒ぎ放題上映されないかなあ。

と、思っていたら、2024/2/17中心にスタンディング上映を各地でやることに!! 行かないわけがない。H3ロケット第2回発射が成功した2/17の渋谷シネクイントのスタンディング上映におかわり行きました。いやもう最高かよ。 ヴォーカルが電気スタンドで遊びだすと客席全員から歓声が上がるという体験は他にないだろう。

バーン先生の楽曲は、オクターブ上下なヴォーカルメロディラインが多いなとも、44年経って改めて思いました。