THE FIRST SLAM DUNK
当時映画館で観ようと思っていつつ、Netflixでの鑑賞になった。

本作の評判は以前から聞いていたし、制作工程の記事もいくつか読んでいた。
逆に、スラムダンクという名作人気漫画のことは、有名なミームいくつかは知っていたが、スポーツに全く興味がないこともあり、本やアニメは未見。登場人物やストーリーも未知の状態で観た。
大変に感銘を受けた。色彩、画、動き。抑制と高揚。使いすぎない音と音楽。試合と表裏をなす家族ドラマ。モーションキャプチャを駆使しつつ、手で描かれた人物たちの豊かで緊張感ある表情。まさに劇画が動いているトゥーンレンダリング技術のいま。なんといっても、1コマ1コマも見逃せない、1ピクセル1フレームとも目が離せない圧倒される動き、カット、カメラワーク。
画、音、色彩、脚本、台詞、全てにおいて抑制と高揚のメリハリが素晴らしい。監督および製作陣全体のセンスと技術と熱意を全身に浴びた。漫画の映画化として歴史に残る珠玉であろうし、アニメ実写などジャンルを問わず、観るべき日本映画のベスト10に入るマスターピースと感じた。
あと、56年生きてきて考えたこともなかったが、クライマックスシーンで改めて人数を数え、バスケットボールは5人でやる競技なんだと初めてちゃんと知った。