Arturia Minimoog-VからSynapse Legendへ

愛用していたソフトシンセArturia Minimoog-VからSynapse Legendへの音色の移植がやっと終わった。

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Arturia Minimoog-Vは32bit版アプリで、サポートも終了しており、macosをCatalinaに移行してしまうと起動すらしなくなってしまう。どんなツマミっぷりだったかも分からなくなってしまうので、事前に別の音源に移行しておかないとならない。

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一般にデジタルIT環境の更新というものは楽しいし、定量的な技術課題は解決してけばいいのだが、音色の味わいというものはとっても定性的なので、お気に入りの楽器が喪われるのは悲しい。

別のソフトシンセにデータ移行するスクリプトでも書こうと思ったが、音色をplistに吐き出させた中身はhex dumpなdataがひとかたまりあるだけだったので、その気持は本当一瞬だけで終わったぜ…

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結局、万が一に備えて、使っていた音色はすべてスクショも撮っておくことにした。
SH-101, Juno-6, MS-10とか、音色メモリ機能が高嶺の花だった時代のシンセは、音色というものはパネルのツマミ位置図で流通していたし、雑誌にもそういう図がいっぱい載っていたし、シンセのマニュアルにも、コピーして使う用の白地図みたいなのがいっぱいついてたよね。