都内某所に引っ越したばかりの友人宅へ。またしても激しく強まったプライベートスタジオにお邪魔する。
出してあるのはごく一部で、戸棚を開けると、旅館の押し入れに布団がしまってあるかのごとく、そこにもシンセの山。
十数年前の曲をエディットしてつなげたり、いろいろ準備。
僕は自分の曲とか演奏を自分では全然もっていない人なので、昔のライブとかいちいちたいへん新鮮だ。
というか、まいったのは、自分の曲の曲名をかなり忘れているとか、むろん歌詞など覚えていないということではなく、そのへんのデータはすべてMacintoshの400k 2DDフロッピーで、いまや、下手にクラッシュしたハードディスクよりも、中身を見るのが難しいメディアにはいっているということだ。
当時のライブをmp3でいろいろ持ち帰って、歌っている十数年まえの自分を、あれこれループ再生しながら歌詞聞き取りするという、かなり奇妙な作業をすることに。