息子は早朝から剣道の合宿で軽井沢にいってしまった。こどもが成長すると、どんどん個の行動になってくるんだなとちょっと感銘をうける。
奥さんと娘と3人だけで、ゴールデンウィーク初日の、すでに昼近いというのに江ノ島目指してでかけてみる。
当然、まっとうに環八に出るとまったく動かないのでさっさと裏道へ。三京はまあまあだったが、横浜新道にはいるとふたたびぎっしり渋滞。それでも思ったほどはひどくなく、午後3時ごろには藤沢にさしかかった。ここから江ノ島までは、もうそれこそ1ミリもぴたりとも動かない感じだったので、車を捨て駐車場に放り込み、江ノ電で江ノ島へ。
自慢じゃないが、江ノ電に乗ったのは生まれてはじめてだ。このあたりの住宅地、風光明媚でまったりあかるく、とてもいい雰囲気だ。歳をとったら、ちいさいオープンカーでも買って、このへんで奥さんと二人で暮らすのもいいなぁとかおもう。
駅から江ノ島へは狭いひなびた商店街のようなところをとおり、ここもなかなか雰囲気があってよい。
海に出る。とても気持ちがいい。江ノ島というと、果てしない渋滞のかなたにある何か、という印象しかなかったのだが、こうやって電車でくるのもいいもんだな。
新江ノ島水族館
新江ノ島水族館は割と最近できたばかりのようだ。湘南の海に面しているからとても気持ち良く、明るくてきれい。
正面のチケット売場は入場制限かけていて15分待ち。逆にいえばその程度で入れた。ゴールデンウィーク中は夜7時までやっている。
メインの水槽。あたまがでかくて平ったいサメが悠々と回遊するのをみているのはとてもたのしくて飽きない。
そとのイルカショーのほうへ向かうと、金色の夕日が海を染めていて、たいへんに美しく、涼しげな海風と伴って、たいへんに心地よい。
水族館はどこいってもたいへんたのしい。
おさかな話 / 内田春菊
ちなみに、水族館のたのしさを記したなかなかいい本。写真とイラストで、水族館好きの内田春菊がめぐった全国の水族館を自分の視点でのびのびと書いて、描いている。なによりも、あぁこの人は水族館本当に好きなんだな、ということが伝わってくる感じがよろしい。おすすめ。
新横浜ラーメン博物館
新横浜のラーメン博物館へ。ここもはじめて。地下におりると昭和30年代の風景がきっちり作りこんであって、これはなかなかすばらしい。「オトナ帝国」である。
8店あるラーメン屋、どの店も「ミニラーメン」を置いているので、大食漢でなくともラーメン屋のハシゴができる。
まず「札幌けやき」が早々と入店60分待ちで売り切れ。「こむらさき」も大行列。ほかはまあまあ。
ということでまず「和歌山 井出商店」にいってみるが。店にはいるとそこそこのケモノ臭がしてきて、かなりのガッツ、ロック、パンクを予感したのだが。スープの色は結構濃いのだが、味が。これ、間違えて3倍ぐらいに薄めてしまったのではないのか?
新横浜ラーメン博物館で出している味が、この店の本店とどのぐらい近いのかわからないので何ともいえないが、これは完全に作るのを間違えたのではないだろうか?ちょっとありえないレベル。
それはそうとして、さらに下に降りて「博多 ふくちゃんらーめん」。ここは、はいはいなるほどね、と納得できる味だった。
ただチャーシューがちょっとしょっぱい。おれは別に反化調派ではなく、ラーメンは大衆の味なのだから化学調味料も大事なアイテムとして自由につかえばいいと思うが、それでもここのは、店を出てから化調で舌がぴりぴりする。というわけで、無論駅の立ち食いラーメン屋のとんこつラーメンの類よりははるかに旨かったが、再訪という気は特に起こらぬ味だった。
ただし、ここも本店の味とどの程度ちがうのかわからないので、なんともいえない。言えるのは、この遊戯施設の出店で食ったらこうだった、ということだけだ。時間がなかったのでできなかったが、ここには荻窪春木屋も出店していたので、春木屋をくって、誤差のキャリブレーションを取ってみたかったところだ。