エクステントアロケーションが重複しています (ファイル“832745d")
結局、出てくるエラーの正体はというと、特定のファイルたちが unallocated なところに領域を食っていて、ディスクユーティリティでも修復できなくなっていた。上の数字は単に i-node 番号のことであった。なので
find / -inum XXXXXX
とかして問題のファイルを探して、消して、もう一回ディスクユーティリティをかけてやればよかった。
あとは、後述する uControl を前もって uninstall しておいた。
Tiger にしてよかった点
- 全体に軽くなった気がする
- ついに Caps Lock - Control 入れ替えを OS でサポート
Macintosh のキーボードは、日本語キーボードでは Control が A の左という`right place' にあるのだが、肝心の US キーボードでは A の左は Caps Lock である。Control は fn と Option の間に追いやられている。
これはつらいので、いままではuControlというカーネル拡張 (kext) を入れて、無理矢理 Caps - Ctrl 交換をしていた。でもこれはふとしたタイミングで「Control Lock」というへんな状態に陥ってzsh や emacs 使用中に怒髪天をつくイライラを招いたり、kernel (というか要は Mac OS X) のマイナーバージョンがあがると毎回動かなくなったりして、OS X & PowerBook に抱く最大の不満となっていた。
当然、uControl がきちんと動くのを確認するまでは Tiger へのアップグレードなどできない。
…いや、Tiger ではこの入れ替えができるようになっていた。Caps, Option, Command, Control を相互に入れ替えできる。
すばらしい、すばらしい、すばらしい。ぶっちゃけ、この一点だけで個人的にはアップグレードの意味がありまくる。 - Spotlight
いままでは検索というと、結局 grep に勝るものはないよね、あー自分の blog を公開しておいて google で探すのも結構わるくない、という程度に思っていたが、Spotlight は結構いけるようだ。Control + Space で常にいけるのもよさげだ。 - ことえり
最近入力した単語の補完がポップアップすることがあるようになった。ただどういうタイミングで学習なり補完候補のポップアップを出しているのかよくわからない。 - iCal
To Do の見た目がみやすくなった。To Do のソート方法を選べるようになった。「一日の開始時刻」は、対象外の時間帯を「表示しない」ではなく、「背景に暗く色をつける」に仕様がかわった。 - Safari
RSSブラウザ追加。「feed://」というアレゲスキーマで表現される。表示する本文部分の長さをスライダでリアルタイムにいじれるのはちょっといい。これでやっと Thunderbird ステ。
「プライベートブラウズ」機能がついた。入力内容とかURLの履歴がいっさい残らないモードにするということのようだ。ちょっと人に使わせるときとかに便利、なの? - 再度開く
アプリが落ちたときの画面に「再度開く」が追加された - 「安全な仮想メモリ」?
「システム環境設定」に「安全な仮想メモリを使用」というのが追加された。いったいなんだろう? - 新スクリーンセーバ: RSS Visualizer
空のかなたからRSS新ネタがどんどん降ってきてぐるぐるまわる感じ。RSSなスクリーンセーバというのは、誰もが思いつきそうで案外だれもやってなかった? - Mail.app
「接続状況の調査」など、割と小ネタ?左のフォルダペインはフォントがちょっと大きくなって、場所をとるようになってちょっと不満。以前使っていたプラグインのたぐいは全部外しておかないと落ちる。 - Preview
スクリーンキャプチャ、スライドショーができるようになった
悪かった点
- ことえりに個人的に登録した辞書内容が消えちゃった
いや、IMの「環境設定を表示」から「ことえり環境設定」、「辞書」、ユーザ辞書を選んで「開く」をしたら直った。 - iCal
そもそもスケジュール表示の時刻表示が消えちゃってるんですが…
お、iCalを再起動したら直った。 - Automator
まだちょっと不安定?