元旦

自宅から歩いて数分の実家。

いただいた年賀状の整理。120通ほど。息子や娘も自分たちで出したりもらったり、そういうみなさんには親(自分たち)からも出したり出さなかったり、こどもたちに委譲したりしなかったり、そういう事情もあわせて年賀状出し受け履歴を記録していくのが大変めんどうくさい。

昨晩2.0b11をリリースしたkeitaircのテストとコード整理。

自宅からもってきたWii Fitでちょっと運動。

夜中, SFHのHさんの家を強襲。昨年末ばたばたしていて、まったくご返事できていなかった1月のライブイベントの打ち合わせというかコンセプト固め。

というか、35th Anniversary Phaedra ConcertのDVDを見せてもらって大喜び。

Tangerine Dreamも結成40年だ。Edgar Froese爺さんももう60過ぎか。ライティングの具合によっては妖怪のようである。息子のジェロームはまるでただのオタクデブである。というか、このDVD, まるでこの20年ほどの最近の彼らの活動を否定するかのように、PhaedraだのLogosだのExitだのForce MajeureだのRubiconだの、往年の名曲名アルバムばかりからのセレクションである。

さらに参ったのが、ステージ後ろにデカいディスプレイを3つならべて、そこにMoog IIIのソフトシンセをでかでかと映し出していることで、つまり往年のMoog IIIのタンス状態をステージでもシミュレートしているのだ。これはもう、40過ぎの元プログレ少年オヤジには、興奮で失禁しないよう薬局で介護おむつを買ってくるレベルだ。

ただなんというか、後半になるとギターだの打楽器だのなんだのいろいろ展開や演奏者がでてきて、ちょっとニューエイジとかフュージョン風味に落ちてしまった。ここはやっぱり、延々とシンセとコンピュータの山に最後まで黙々と取り組むという、ついてこれない観客はさっさと帰れ的なストイックさのほうがよかった。