39sっていうメーカーのiOS用Bluetoothキーボードがすごい安い。1,980円。
iPadやiPhoneで、出先でそれなりの長さの文章を打てたら便利だなあとは思ってたけど、それらで使えるBluetoothキーボードって、以前店頭でぶらぶら見てみたときは何だかんだいって数千円はしていたので、必須でもないものに払うのはちょっとなあ… と躊躇していた。
しかし2,000円で釣りがくるなら、持っておいて損はない。ポチる。

【39s正規輸入品】全iPad/iPad mini/iPhone用Bluetoothキーボード ホワイト ※39s JANコード取得商品
- 出版社/メーカー: 39s
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品番的にはBK3001BAというものらしい。
デザインはAppleの純正ワイヤレスキーボードに似ています。
でも現物を見てみると、こちらはさすがにプラスチック製品です。
所有の悦びにほれぼれする、みたいなオーラはありません。
まあ2,000円弱のものだからねえ。
iPhone 5と並べてみます。大きさはこんなものです。
裏側のふたをあけて単4電池を2本入れます。
裏側には、さらに電源スイッチと、ペアリングに使うCONNECTボタン。
CONNECTボタンを押し込むとキーボードはペアリング待ち状態になり、本体の青いLEDランプが点滅をはじめます。
そのあいだに、iOS側、ここではiPhone 5のBluetoothをオンにして、デバイス検索を待つ。
そのうち、iPhoneは相手のキーボードを見つけ、ベアにするならこのコードを入れて認証せよ、といってきます。
キーボードに対して、言われた通りに打ちます。
はい、ペアリング終了。
これでもう、キーをタイプするとiPhoneにどんどん現れます。
言語切り替えは Command-Space.
OS Xと同じですね.
スペースを押すと変換候補送り。
iOSの文字入力時に現れるソフトキーボードもなく、画面をすっきり使えます。
カーソルキーも使えます。
Shift押しながらカーソルキーで領域選択ももちろんOK.
Command-Xでカット、Command-Cでコピー、Command-Vでペースト、といったショートカットも当たり前のように使えます。
さらに、iOSというかOS Xというか「Emacsの血を引いた」一族ならでは、C-aで行頭, C-eで行末, C-fでforward-char, C-bでbackward-charも使えます。
(ただしC-p, C-nはできないです。残念)
ソフトキーボードが出てたほうが便利、という場合は、Bluetoothキーボード側のF5 (キーボードの絵が刻印してある) を押せば、ソフトキーボードが出てきます。
他のファンクションキー、たとえば検索キーや
画面の明るさキー
音量キーも利きます。もちろん曲の再生・送り・戻しボタンも。
一番左上の「□」は、iOSのHomeボタンにあたるもの。
ほか、結構いろいろ割り当てが利きます。
ただし、ロック状態からキーコードを打ち込んでロック解除する、そのコードを打つのもBluetooth経由でできちゃうのは、便利なような危ないような。Bluetoothの通信路の安全性ってどんなもんだったっけ…
あとESCキーがないのが、もったいない…
このキーボードはOS Xマシンにも使えます。コントロールパネルからペアリングしてやればOK.
さらにAndroidマシンにも使えます。Nexus 7で試してみました。
ただしAndroidの場合だと、キーをタイプする以外の機能をほとんど呼び出せないのが痛い。(呼び出せるけど、僕がやりかたを知らないだけかも)
「Shift-Spaceで入力モード切り替え」だけはかろうじてできました。
そういう場合は、それ用のBluetoothキーボードを買ったほうがいいかもしれませんね。
別々に買ったって1,480円とかだし。