このところ、渋谷のco-working space JELLY JELLY CAFEで軽めのエンジニア系イベントmixi unwiredを毎月開催しているのですが、先月の12月は、私と @imai_factory さんで mixi unwired 03: Quartz Composerで投射してみるというセッションをやらさせていただきました。
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このときは省略したのですが、Quartz Composer (など) でお客さまに対してVJプレゼン的なものを行うときのチェックリスト.
オートログインをon
急遽マシンが不調になったりなどで、急遽リブートしなければならないときもあります。こんなときは、再度プレイ可能になるまで、一分一秒が惜しいです。ですのでこういうときはオートログインはonにしておくべきです。
スクリーンセーバはoff
画面表示をしたままずっと見せ続けることが多いですし、急遽席を外したまま戻れないことだってあるかもしれません。そんなとき、3分とか5分あとにお客さまにスクリーンセーバを出してしまうのは間抜けこの上ありません。
もちろん、スクリーンセーバからの復帰はパスワード入力なしで戻せるようにしておくのは当然です。
余計な常駐ものをoff
マシンの能力は全て画面表示能力に割り当てるべきです。
TimeMachine, Spotlight, Growl, iCal通知, Simplify Media, etc..
万が一の再起動を素早くするためにも、余計なソフトは外しておきましょう。
デスクトップ背景を真っ黒に
プロジェクタにはサブディスプレイを割り当てると思いますが、背景画像が映し出されてもお客さまの気が散ったり、テイストやコンセントレーションが乱れるだけです。デスクトップ背景はベタ黒に。
デスクトップのアイコンは片付けておく
これも同じく。余計なモノをお客さまにお見せしてしまうのはかっこわるいです。
マウスポインタは大きめにしておく
サブディスプレイに最大化したQuartz Composerのパフォーマンス画面を出したり、いろいろしていると、結構マウスポインタを見失います。マウスポインタを大きくしておくのもいいでしょう。
が、ここは最近小さいままでもいいかなと思ってきています。困ったらメイン画面の一番はじっこに持ってきて振るのが一番いいかも。
ボリュームはゼロに
うっかり何か音を再生してしまって会場の気が散らないように、本体のボリュームは0にしておきます。もちろん各種操作の効果音は全てもともとナシにしておきます。
ケーブル類は余裕をもたせたうえでガムテっておく
ライブハウス会場は暗いです。想定外の場所を、想定外の人が、想定外のモノを持って想定外のタイミングで行き交ったり横切ったり、いきなり強い力で引っ張ったりします。何よりも、本番に入って集中したりアガったりしている自分自身の行動がいちばん想定外です。
ケーブル類は前もってガムテで養生しておきましょう。
なお、養生するのは、自分以外のいろんなユニット、出演者、etcのセッティングがある程度確定してからです。
ケーブルがコネクタなどで接続されている部分は、ケーブルを一巻き余裕を持った状態で固定してください。このほうが、不測の引っ張られに耐えますし、しまった後もう少し右左奥手前… の調整にも余裕があります。
ガムテはなるべく手元に置いておきましょう。とっさに何かに必要だったりします。
もちろん使うのは布ガムです。いわゆる養生用ガムテープでも構いません。
紙のガムテープは、はがすときに残るばかりで諸悪の根源です。地球上から廃絶しておきましょう。
ペンと紙を手元に
ペンと紙も結構とっさに必要なものです。自分へのメモもそうですし、「ギターが出てないから4ch少し上げてあげて」とか現場指示を紙に書いて伝えることもできます。音を出してはいけないときとか、しゃべっても聞こえないときとかにね。
なお紙のメモ帳は、テーブルの脚がガタつくとき下に突っ込んで補正するという用途にも便利です。(これが結構ある!)
タオルも手元に
タオルもあるといいですね。僕が汗っかきというのもありますが、緊張してると余計に汗が出るひともいますし、プロジェクタの脇でパフォーマンスしてる場合、1時間以上熱風直撃で我慢せざるを得ないこともあります。
あとせっかくのプレイなんで、タバコと灰皿とビールもね(笑) 広義のドラッグなしでこういうことを演るのは人生のナンセンスです。
ペンライト
暗いステージや現場で, アレの結線がソレにどうなった? とか探るには、ペンライトがぱっと出る状態になっていると良いです。照明落としたステージ裏のバッグから今すぐコネクタ出したいんだけどー ;_; とかね。
できればいいものを。できれば2つ。困ってる人にぱっと貸せます。
やることは全部紙に書いておく
紙じゃなくてもいいですが、何時何分何秒からどのパラメータをどう上げ下げするとか、決まってることは全て紙かテキストファイルに書いておきましょう。
本番中の自分は、何一つ自分では記憶も判断もできない、地上最強のアホである。ぐらいに考えておくと、うまくいきます。きっと。
なお、Quartz Composerで、見えてないディスプレイ (サブディスプレイをプロジェクタに投げてるが、そのプロジェクタを落としてるとか、ビデオミキサーのフェーダーで落としてるとか) に出したViewerが最大化されてるか知る方法
- Viewerにフォーカスして
- Command-Fした直後
- マウスポインタが見えなくなっている。のが、フルスクリーン状態