鍋割山

鍋割山というところに山登り。5時ごろに家を出て、246をぴゅーっと快適に秦野方面へ。東海大学のわきを抜けて渋沢、そこから「みくるべ病院」経由で登山口へ。午前8時過ぎ。

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ちょっと渋めのコースを経由してしまったため、かなり消耗してまいった感じで二俣から小丸へ。
ガスストーブで湯を沸かしてチキンラーメンとか食う。午前10時過ぎ。

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鍋割山稜を少しもどる感じで鍋割山荘
ここで、持ってきたおべんとうでおひる。

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さらに山稜をつたって栗ノ木洞へ。ここへの路は少し崩れていたり、かなり体力の限界。

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後沢乗越に戻って、水場から二俣へ降りる。こっちのコースのほうが鍋割山頂に至る標準的なルートのようで、来たときの路に比べればずいぶん整備されていて歩きやすい。

河原に降りてのんびり。
店だ街だ企画だなんだというより、こういうシンプルな日もいいよね。

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駐車場で、山の間違えたほうに降りてしまったおじさんを相乗りで乗せて渋沢駅へ。それから近場のスーパー銭湯へ。

ここ、値段のわりにはいろいろあってお得かも。サウナ系は2階にあがるようになっていて、癒公蒸というコーナーになっている。2Fにはエレベーターであがるようになっている。

全裸でエレベーターに乗るのはさすがに初体験だ。あまり大きくないエレベーターに乗り込んで、両開きの扉が目の前ですっと閉まる。おそらく、この閉じる扉におちんちんを挟む痛ましい事故が年間3件ほど、この閉じる扉におっぱいを挟む痛ましい事故が年間2件ほどあるに違いないとくだらないことを考えていると到着。

この癒公蒸には、中温サウナと高温サウナのふたつ、そして体を冷やすクールルーム-湯花楽というのがあるのだが。
入ってみると。ホントに寒いですよここ。霜がついた冷却管がはりめぐらされ、南氷洋で釣り上げられたマグロになった気分だ。

部屋のなかは暗いブルーにライトアップされており、しんしんと冷えるなか、BGMに「アメイジング・グレイス」とかが宗教的に流れてきて、息子と並んで黙ってすわっていると、もしうっかりこのまま寝てしまうと、そのまま天に召されるのは必定。フランダースの犬の最終回のように、天使と一緒に、ただし全裸で、天国にのぼっていってしまうだろう。

(おおきさ・体重的に、俺はパトラッシュのほう)

あと5分待って、午後5時ジャストになると、さらに天井から雪がふってくるはずだと息子が教えてくれた。ちょっと外であったまってから、5時になるころ戻ってこようよと息子はまっとうな提案をしてくれるが、どうせいま俺たちはばかばかしいことを楽しんでいるのだから、このまま冷凍室で裸でやせ我慢するというばかばかしい状況を楽しまないと男じゃないだろと、人生の先輩ならではのアドバイスをする。

5時になった。ほんとに天井から、はらはらと雪が降ってきましたよ。全裸のおれたちにふりかかる。これは、寒い。室内のブルーの照明も思わずライトアップ。きづくとBGMもMy Heart Goes On (タイタニックのテーマ)に切り替わっています。どんだけ判ってネタ選曲しているのかわからないが、こんどは北氷洋に沈んでいくレオ様の気分… には体重の関係でさすがにならない。ジャック!

帰りもそのまま246でぴゅーと渋滞知らずに帰宅。