ひさしぶりにハイキングにいきたいね、ということで高尾山に行ってきた。
石神井を7時ちょっと前に出て、高尾山口駅の駐車場には8時半には到着。駐車場はまだ空いている。案内された駐車位置は鉄道高架のしたで、見上げると、コンクリートの橋脚の裏側に、ツバメの巣があちらこちらにできており、ツバメの親たちが元気にとびかってはヒナたちにエサをあげている。なごむ。
高尾山口駅の脇をすこし登ると、ケーブルカーとリフトの駅がある。
ふもとの駅に到着したケーブルカーは、まだ勾配が足りないのか、前向きにつんのめっていてなんだか可愛い。だけどこれらにはあえて乗らない。
高尾山登山でいちばんメジャーなルートであるという1号路という道は、舗装通路でつまらくて、人も多くてよろしくないというので、6号路というほうを登っていった。(高尾山登山コース)
ざわ… ざわ…
小川のせせらぎと一緒にのぼっていくので、風も空気もすずしくて、とても気持ちがよい。脇の小川にはいりこんで水遊びしたり、そうこうしていると川と路が一緒になって泥路になったり。
山頂手前の最後の一連の階段がちょっとしんどい。
山頂はかなり人が多く、上野公園っぽい雰囲気がちょっとして、あまり落ち着けない。
もうすこし行って、坂をちょっと降りたあたりではやい昼飯。(まだ10時半だ!)
ハイキングとか山登りで汗を流したあとの、おべんとうとオニギリは、どんなグルメが相手になってもかなわない、最強に旨い食いものだ。
山頂したの5号路をちょっとまわって、4号路をつかって降りていく。釣り橋があったりしておもしろい。
4号路がおわって、1号路に合流。1号路はもう舗装された路で、人通りも多いし、もうここは山登りとかハイキングという風情はない。
サル園・野草園というのがあったので入る。サル山をみる。おさるさんはいつ見ても見飽きなくていいね。野草園のほうは家族全員興味がないのでパス。
帰りはリフトで。リフト駅は整理券が発行される程度には混雑が始まっていた。30分ほど待ち、乗り込む場所で足元のベルトコンベアーに歩み入ると、リフトのイスが後ろからやってきて、すぽんと座り、そのまま12分ほど下界をみながらおりていく。
僕は高いところ結構ダメなのだけれど、ここはのんびりと楽しめた。
リフトを降りて、朝きたリフト・ケーブルカーのふもと駅のまわりを散歩。うまそうなとろろそばの店がならんでいる。ちょっと小江戸っぽい。茶屋にはいってぜんざいや抹茶など。
そのあとも子供と一緒に川にはいって遊んだりしているうちに、目の前の国道20号の上りはみるみる渋滞してきた。おそらく中央道上りも小仏あたりから渋滞しはじめているのだろう。うむうむ。今日はゴールデンウィークのさなかのこどもの日なのだ。
ところで駐めてあったクルマは、すっかりツバメのうんちだらけになっていた。