アーシング

こんなもの、よっぽど電気系の基本設計がなってない昔のクルマか、あるいは何から何まできちんと手をいれチューンしたクルマでもないかぎり、やっても何の意味もない恥かしい「ちゅーん」、というか、逆に万が一漏電なり過大電流が流れたときに適切に焼ききれるよう見越して設計されている電送系をオーバースペックにしてしまうおかげで下手すると最悪の場合トラブルを拡大してしまうものだ。

なんだけど、日頃世話になっている店から格安施工のダイレクトメールをもらったので、

というかマンションを買わないことになって、しかしクルマを買い換える予定もいまちょっとないという、行き場のなくなったおれおれオレの物欲が魔を差したというか、オーダーしてしまった。の、取り付け準備ができたというので、いってきた。

あぁ。もう店に入るまえから恥かしい。アーシングだよ、アーシング。お前アーシングと言いたいだけちゃうんかと小一時間。ハイテンションコードやるからその席空けろと隣のやつにぶち切れられても何も反論はできない。

取り付け終わって、ショップの人に説明をうけ、微妙に微笑のはいった申し訳なさそうな顔で、所定の作業は行いましたが、これによって特定の効果がお約束される、という性質のものではございませんので、

あぁぁもう何もいわないでください。私は小恥かしいプラシーボ野郎です。ごめんなさいごめんなさい