車で自宅を出ようとしたら、軽い警告音とともに
Check the read rigt brake lamp
おっと、右リアのブレーキランプが切れてしまったようだ。
調べて、交換用電球をオーダー。
いまはフィラメントの白熱電球ではなくLEDタイプのものがいっぱいでてくるが、本来の仕様とワッテージが異なるものを装着して自動車側のエラー検知機能に誤動作されても困るし、ブレーキランプが明るすぎたり立ち上がりが早すぎると後続のドライバーに迷惑だし、重要な保安部品でもあるので、なるべく純正な感じで。
交換後の古いほうの電球。ガラスの内側が黒く曇っていた。
ちなみに、当初あわてて互換性がない電球を買ってしまった。
これは「シングルタイプ」「シングル」ではないもので、ワッテージも「21/5W」となっている。つまりフィラメントが2種類入っていて、それぞれが5Wと21Wであり、テールランプとして点灯するときは5Wのあまり明るくない点灯状態になり、ブレーキランプとして点灯させるときは21Wのフィラメントのほうが光って明るくなる。ソケットのほうにも深さのことなる2種類の端子がついている。
いまではびっくりしてしまう昔話だが、 かつての日本車のブレーキランプとテールランプは、1つの同じ電球で光らせるこのタイプでないと道交法違反だった。 つまり、ブレーキランプとテールランプは同じ形状の同じモノでなければならず、夜間は単に明度の変化でのみしか、前の車がブレーキを踏んだかどうかがわからなかった。
いわゆる輸入車はこの規則の対象外で、テールランプに加えブレーキランプが別面積で光るものが多く、UIとしても明らかにこのほうが明確で安全なのだが、なぜこれが法規で禁止されていたのか理由はわからない。
道交法が緩和され、日本国内向けの日本車でもブレーキランプが別途光るようになったのは、30系ソアラが最初である。