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シトロエン - 革新への挑戦

「Original Citroën - ハイドロニューマチックの誕生」の著者John Reynoldsの新作。二玄社のムック。創世からBXぐらいまでをカバー。 割と薄めの本だし内容もあっさりしているが、タンガラとかビジューとかサードパーティのマニアックな製品も扱っていて興味…

インターネットの不思議、探検隊!

村井純先生の、こども向けのインターネット技術解説本。文章というか読み物としてもどうしてなかなか悪くない。RFIDチップがデモ的に内蔵されていることでも当時話題になった。記念に買ったまま、すっかり1年ほど本棚に置いたまま忘れていた。 ところで、そ…

鉄道雑学館

ひまつぶしに。 鉄道雑学館―“あの駅”“この列車”のとっておき情報 (成美文庫) 作者: 武田忠雄 出版社/メーカー: 成美堂出版 発売日: 2002/05 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る

日本史 怖くて不思議な出来事

ひまつぶしに。 日本史 怖くて不思議な出来事 (PHP文庫) 作者: 中江克己 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 1998/07 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る

スティーブ・ジョブズ-偶像復活

なんつか、いわゆる典型的なジョブズ本です。はい。 スティーブ・ジョブズ-偶像復活 作者: ジェフリー・S・ヤング,ウィリアム・L・サイモン,井口耕二 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2005/11/05 メディア: 単行本 購入: 10人 クリック: 294回 この…

トム・クランシーの原潜解剖

トム・クランシーが、米英の原子力潜水艦への同乗も含め潜水艦部隊の仕組み、運用、目的などを淡々とわかりやすくルポルタージュしたもの。「もののしくみ」を知る面白さあり。まあ、弘兼憲史さんが会社経営や内閣運営について語るのと似ているから、エンタ…

ミグ25事件の真相 - 闇に葬られた防衛出動

函館空港へのベレンコ中尉のミグ25亡命事件の際の、ソ連軍の脅威に現実的な対応を採らざるを得なかった陸上自衛隊と、その裏付け・命令から逃げてしまった政府指示系統とのギャップを描く、当時の陸自の法務官がまとめたノンフィクション。 僕はいちおう冷戦…

ノンデザイナーズ・デザインブック

小規模な刷り物におけるタイポグラフィのハンドブック。非常に基本的な内容。モノクロ。欧米文書が対象なので、欧米書体だとそうやってキマルかもしれないけどね…と思うところあり。和文の組版については、末尾にほんのちょっとだけ追補あり。 「MSゴシック…

ウンコに学べ!

下水上水、食物連鎖、エコロジー、人文史学、歴史学、さまざまな分野をファンキーな文体で横断する、ひたすらうんちの博物誌。 有機農業、つまり肥え、うんちを自然サイクルのひとつとしてとりいれ生活してきた日本と、ウンコを農業に使うなんてバッチくてあ…

すごいやり方

ジャンルとしては自己啓発系になるのかな。入浴のおともに。 すごいやり方 作者: 大橋禅太郎,倉園佳三 出版社/メーカー: 扶桑社 発売日: 2004/01/23 メディア: 単行本 購入: 4人 クリック: 16回 この商品を含むブログ (62件) を見る

わかったつもり 読解力がつかない本当の原因

まあまあ。 わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 (光文社新書) 作者: 西林克彦 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2005/09/20 メディア: 新書 購入: 24人 クリック: 920回 この商品を含むブログ (170件) を見る

キャズム / ジェフリー・ムーア

例の「イノベーター」「アーリー・アドプター」「アーリー・マジョリティー」「レイト・マジョリティー」といったマーケ分類のあたりの本。若いころむかし読んだ。誰でも一読しといて損はないと思われる。基本基本。 キャズム 作者: ジェフリー・ムーア,川又…

ヤング田中K一 / 田中 圭一

ひまつぶしに風呂でぱっと読むにはよいかも。 ヤング田中K一 作者: 田中圭一 出版社/メーカー: イースト・プレス 発売日: 2013/09/06 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る

Hacking:美しき策謀-脆弱性攻撃の理論と実際

思ったよりコンパクトな装丁で、具体的にいろいろよく書けており、良いハンドブックだ。3,360円はちょっと高いが、出る数を考えるとしょうがないのかな。 これが単に「Hacking:脆弱性攻撃の理論と実際」という書籍であったなら問題ない。ただ「美しき策謀」…

両手いっぱいの言葉 - 413のアフォリズム / 寺山 修司

もうどうにもこうにもアフォリズムなんで、踊ることばに、だからそれが何なんだ、の絨毯爆撃で、やっぱり寺山修司とか演劇とかあのへんはどうにも僕はダメです。ごめんなさい。 同じアフォリズムを集めた一冊でも、男と女をめぐる断章 - 316のアフォリズム /…

アダルト系 / 永江 朗

女装、刺青、AV、サブカル系職業のルポルタージュ。普通に面白い。 アダルト系 (ちくま文庫) 作者: 永江朗 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2013/11/29 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る

一万年の旅路-ネイティヴ・アメリカンの口承史 / ポーラ アンダーウッド (著), Paula Underwood (原著), 星川 淳 (翻訳)

アイヌのユーカラみたいな、口述でインディアンに伝わる太古からの話をまとめたもの。まだマンモスがいたころ、ベーリング海峡がまだアジア大陸とアメリカ大陸をつないでいたころ、アジア、下手すると沖縄から歩いて移動してきたかれら民族のおはなし。量も…

ピーターの法則 創造的無能のすすめ / ローレンス・J・ピーター

「組織において人はおのおのその無能レベルまで昇進する」って例の話の本で、面白かった。 で、だから何? という気もする。 ピーターの法則 創造的無能のすすめ 作者: ローレンス・J・ピーター,レイモンド・ハル,渡辺伸也 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 …

天才の栄光と挫折-数学者列伝 / 藤原 正彦

新潮選書。ニュートン、関孝和、ガロワ、ハミルトン、ラマヌジャン、チューリング、アンドリュー・ワイルズ、あとこのお二人は僕は知らなかったがソーニャ・コワレフスカヤ、ヘルマン・ワイルという歴史に残る数学者たちのお話。いいのは、単に机上でペンを…

俺がJBだ! ジェームズ・ブラウン自叙伝

いろいろ楽しんで読んだ。 俺がJBだ!―ジェームズ・ブラウン自叙伝 (文春文庫) 作者: ジェームズブラウン,ブルースタッカー,James Brown,Bruce Tucker,山形浩生,クイッグリー裕子,渡辺佐智江 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2003/09 メディア: 文庫 購入:…

我らが影の声 / ジョナサン・キャロル

屈折から明るくきらめいたり、それがさらに歪んだ世界に裏返ったり、洒脱なようなダークなような、サイコ・ファンタジー。まあ悪くない。 我らが影の声 (創元推理文庫) 作者:ジョナサン・キャロル メディア: 文庫

変身 / 東野 圭吾

超映画批評『変身』1点(100点満点中)で紹介されていた原作の小説。なかなか悪くない。 変身 (講談社文庫) 作者:東野 圭吾 発売日: 1994/06/06 メディア: 文庫

星と月は天の穴 / 吉行 淳之介

ご自身が随筆などでなんどか「女子大生がおしっこを漏らす小説を書いたらなぜか芸術選奨を受賞してしまって…」とユーモラスに語っている一作。長さ的には中編。時おりなまめかしく、しかしガラスのような、まさに中期以降の吉行クォリティそのもの。とてもい…

プライベート・ライアン

映画「プライベート・ライアン」のもろノベライズ。ほぼ映画の脚本。目を閉じつつ読み進めれば(って実行不可能なことをいっているな)映画のあのシーン、あのシーンが脳裏によみがえる。風呂にはいりつつ一気に読了。家にDVDプレイヤーとかVideo iPodを持って…

目玉 / 吉行 淳之介

随筆集。吉行淳之介の随筆を読みつけている人なら既出のエピソードもいくつかあるが、主たるものは書籍題名にもなっている「目玉」で、自身の白内障手術のまわりのものごとを、いつもながらの不思議な冷静さと透明なユーモアとかすかな残酷さで語っている。…

がらんどう / 吉行淳之介

短編集。ふときらめくシュールな光とか、吉行淳之介クォリティ。満足。 がらんどう / 貞淑な女 / 美女哄笑 / さまざまな眉 / ある情事 / 犬猫日記 / 山紫水明/ 墓地 / 青い映画の話 がらんどう (中公文庫 A 29-4) 作者:吉行 淳之介 発売日: 1977/04/10 メデ…

アメリア・イヤハート最後の飛行

戦前のアメリカで数々の記録を打ち立てた女流飛行士が、世界一周飛行の最終程、第二次大戦直前の南海で謎の失踪を遂げた。その裏には何があったか…というノンフィクション。 とはいってもこの人物のことが初見だったので、実は裏があったんですと裏のことば…

イコン / フレデリック・フォーサイス

共産党とソビエトの崩壊、超インフレと治安の悪化、病めるロシアに立ち上がった民族派新政党のホープ、しかしその裏には… フォーサイスにしてはちょっと薄味かなって気もするが、悪くはない。これもさくさく楽しめる上下巻。 イコン〈上〉 (角川文庫) 作者:…

ディアスポラ / グレッグ・イーガン

人類がほぼすべて肉体から離脱して電子仮想空間にのみ生活する時代に…というあたりが設定のハードSFのようだが、すまん、頭の数ページでギブアップ。捨て。文体がどうしても生理的にだめだった。 ディアスポラ 作者:グレッグ イーガン 発売日: 2014/12/29 メ…

神の拳 / フレデリック・フォーサイス

湾岸戦争、フセインの秘密兵器、辣腕SASエージェント、情報戦。といったあたり。大昔に一度よんだが再読。スタンダードなフォーサイス・クォリティでさくさく読了。充分おもしろい。 神の拳〈上〉 (角川文庫) 作者:フレデリック フォーサイス メディア: 文庫…