Roland JUNO-G

やっぱりシンセはローランドだ。世界よ、この音がローランドだ。

すんばらしかったのが Roland JUNO-G で、まずこのカラーリングみてくださいよ。Juno-6, Juno-60, Juno-106, Juno-106S とか触って育ったおじさんには、感涙のずるい懐かしのデザイン。カラーリングも、フォントも、なにもかもみな懐かしい。
ローランドの人にきいてみると、オジサン層からはなつかしく、若造どもからはレスペクトで、女の子たちからはカワイイと、多少話を割り引いて聞く必要はあるだろうけど、なかなか好評なようだ。

プリセットも、なつかしの「あの音」めじろ押しで、ひたすら聴いていて、弾いていて飽きない。
でもって驚くのが、これちゃんと DAW になっていて、内蔵シーケンサでドラムトラックも全パートもコンポーズして、でもってヴォーカルとかギターとかオーディオでどんどん録っていける。
サンプラー的にも使えるようだ。
最終的にミックスダウンして、wav ファイルにレンダリングしたものを USB で持っていけたりする。
つまりこれ一台で基本的にはすべて完結できるじゃないですか。
マルチティンバー的にも128ポリということなので、まあほぼ足りないということはないだろう。
こんなシロモノのお値段が、2,000万円とかじゃなくて、市場価格だと99,800円とか10万切っていたりする。
ほんとうに今はすんごい時代だ。いまの若いひとがうらやましい。
創造者、表現者はみな立ち上がって、どんどん表現していっていただきたい。

最近の Roland シンセによくついているらしい「D BEAM」というのもおしえてもらった。感光センサが2個本体の上についていて、手をかざすことで、モジュレーションかけたり、VCFのフィルタをナニしたりとか、いろいろできる。モジュレーションホイールとかのさらに進化? したやつみたい。手をかざして、ギュワォ〜〜 とか、モコモコフォー〜〜ウウアァアアア〜〜〜ギョエ〜とかビギャァアア〜〜とか遊べる。ちょっとテルミンふうのあそびもできて面白い。

あと、他の同様の製品とくらべて「コレだよコレ!」と、ローランドの説明員をどつきたくなるのが、パネルの右端に、きちんと CUTOFF と RESONANCE が独立したツマミでそびえていること。その手の音色なら、つねにキュァオー、ドボチューーーワァーー、ギャオンピュイィーとフィルタ発振にもっていける。音も、まあ中身的にはデジタルのモデリングなんだろうけど、かなり「男の矩形波」「オトコの発振音」と言ってやってもまあいいだろう、という発振をする。

いやこれは良かった。楽器にさわらなくなって十余年、やっぱり Roland はいまでも信じるに悔いはないメーカーであった。敬礼したい。

本体パネルの左右に、ちゃんとアキが多めにとってあるのもいいよね。
ライブでは、キーボードの上にいろんな機材とかメモとか歌詞カードとかをガムテでどんどん貼って置いていけるスペースというのは本当に大事で貴重でありがたいものなので、ちゃんとそのへんわかっている。
その伝でいうと、Juno-106の左右の広大なアキは実にGoodでしたね。