ジェームズ・ボンドとして (Being James Bond: The Daniel Craig Story)

007映画をこの15年で5作なしとげて、ボンド役から引退したダニエル・クレイグをめぐるインタビュー形式のドキュメンタリー。No Time To Die観てきた夜にこれもみた。

初めて007映画をみたのは小学生のとき。1977年の「私を愛したスパイ」。主演はすでにロジャー・ムーア時代。初代ショーン・コネリーの渋くてカッコイイ路線から、どんどん「ボンドのお色気珍道中シリーズ」になってゆき、回を重ねるごとに、わざわざ映画館で見るほどでもないモノという認識になっていった。

ボンド役のダニエル・クレイグへの交代を、「今度はなんか兵隊さんみたいな役者さんだよ」と奥さんに聞いたのが、もう15年前かー。反ダニエルサイトとかいくつかできてたのが懐かしい。
このひとの主演のおかげで、一級の映画シリーズに復活し、この役者さん自身のファンにもなった。

No Time To Dieの撮影を終えたあとで、こっちでもWe Have All The Time In The Worldの旋律がかかるの、ずるい。また涙腺がゆるんでしまうじゃないか。