Cruelty Without Beauty / Soft Cell

説明不要のエレポップの老舗中の老舗、Soft Cellの2002年の再結成新譜。
ついうっかり、最近まで聴き逃していた。

つい最近 (といっても13年前ですが…) の作品なのだけど、実にソフト・セルそのものだ。とくにMemorabiliaやNon-Stop Erotic Cabaret, Whatのあたりのテイストの。これは地でやっているのか、それとも再結成にあたって、あらためて自分たちで客観的にソフト・セルを分析してやっているのか。

さすがに1stのころの、あの「ぬめっ」としたオーラまでには至らず、生乾きのタオル程度なのだけど、それでも個人的には2ndのThe Art of Falling Apartあたりよりはこっちのほうが好き。
M2 Monocultureなんか、歌詞もコード進行もアレンジ・ミックスも、そしてもちろんマーク・アーモンドの声も、まさにソフト・セルそのものだ。

M1 Darker Timesもかなり、それ。

というわけで、同好の士には、やはりおすすめの一枚。

m1 Darker Times
m2 Monoculture
m3 Le Grand Guignol
m4 The Night
m5 Last Chance
m6 Together Alone
m7 Desperate
m8 Whatever It Takes
m9 All Out of Love
m10 Sensation Nation
m11 Caligula Syndrome
m12 On An Up

Cruelty Without Beauty

Cruelty Without Beauty

  • Soft Cell
  • ポップ
  • ¥1500
Cruelty Without Beauty

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