この夏休み、自由研究でジオラマの工作をしたいから手伝ってくれないかと息子から相談をうけたので、いろいろレクチャーしていた。
おもしろくて、こどもらしくて、ヒントを与えればあとは自分でできそうなもので、かつ他の宿題の進捗しだいでかけられる時間が増減してもそれなりになりそうなあたりが落としどころだろう。まずは息子と一緒に、手芸・自作・ホビー・アートの王者、吉祥寺のユザワヤで、彼のやりたいことをヒアリングしつつ、企画と工程と考えつついろいろ素材を買い出し。
土台は買ってきたコルクボード。もともとはマクラメ用のやつみたい。加工が簡単だし、軽い。枠部分を残してガムテープでマスキング。完成後にマスキングをはがせば、コルクの生地が隅に現れて、小洒落た感じになるだろう。
ジオラマの地形の肉、背景になる山というか丘の中身にする発泡スチロール。とりあえずブロックを2個買ってきた。
ざっくり削りだす。本当はオルファカッターの替え刃をネジで割り箸にもんで取り付けて、ローソクなどで熱して、熱切って作業していくと早くてきれいなのだが、熱くて危なくて臭いので、それはもうちょっとオトナになってからの課題として、とりあえずふつうにカッターの刃を長く出して削りこんでいく。
山の肉を固着するために、爪楊枝をコルクボードに適宜植えておく。植えたら長過ぎる部分をニッパで折り取る。接着剤を塗り、ぎゅーっと刺して接着して固定。
池にしようかなと思っているエリアに木工用ボンドを塗り、鉄道模型(HO)用のバラストをばらまいて固着。
木工用ボンドは、乾くまでは白いが、乾燥するとちゃんと透明になるんだよ、ということも、父から子へ、代々きちんと伝えてゆかなければならないことだ。
とりあえずまずはここまで。