越年

というわけで、今年は年越しそのものは独りで気ままに過ごせたのでとてもよかった。

いい年して、と自分でも思うのだが、ベタな越年、つまり紅白をコタツでみかんを食いながら見てゆく年来る年もそのまま見て鐘がゴーンと鳴ってあけましておめでとうございまーすとか言って初詣にでかけたりとか、そういうのが苦手で苦手で嫌いで嫌いで嫌いでしょうがないので、邦楽が嫌いとかテレビが嫌いとか寺とか神社とか宗教が嫌いとかそれ以前に、ギターで壁を殴りたくなるような衝動と、よき父よき夫よき息子の日常任務遂行とのギャップが精神的に破裂する臨界点ぎりぎりなのですよ、毎年の年越しというのは。

まあこれは次第に大人になれば丸くなるのだろうとおもっていたけど、ぜんぜんだめですね。今年の夏は40だけど、来年の正月もこうなのだろうか。