Citroën C-AirPlay

イタリアのボローニャでやってるモーターショーで発表されたコンセプトのようだ。これはすばらしい!

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【ボローニャモーターショー05】シトロエンの未来都市…Cエアプレイ | Response.

ちっこいシティコミューター系はいろいろデザインの工夫を凝らせる素材だとおもうが、残念ながら近年のC3もC2も、個人的にはデザインの面ではあまりピンとこなかった(S さん、アキオくん、すまぬ)。

C3 Plurielも正直ぐっとくる物欲刺激に欠けた。
それがトヨタ/プジョー/シトロエンのC1でちょっと持ち直したかな、と思ったら、これはすんばらしいデザインスタディがでてきた。これならBolognaの地でも胸を張ってベールをまくれるというものだ。

ちょっとポルシェ・カイエンっぽいクチまわりは、フランクフルトモーターショーで出たC-SportLoungeや、次期C5のスパイフォトでも見られるモチーフだから、今後の同社の顔の記号の一つなのだろう。

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脇のグラスエリアやタルガ風ルーフもいいが、なんといっても内装デザインのぶっとびが素晴らしい。これぞアバンギャルドというもので、この十数年の迷走の末に、ようやく己の為すべきモノを思い出したかキサマ。

ドライバーズシートまわりは特にすばらしい。オーディオとか、オートマ (センソドライブだけど) のセレクタとか、コンソールやシートの液状表面(?)に融合しちゃってますよ。

由緒正しいシトロエンであるならばステアリングは一本スポークでなければならないが、かなりその雰囲気も復活している。というか、計器盤とエアバッグを融合させちゃって大丈夫なんですかねこいつら。まあこれだけデザインに勢いがあるならば、ふくらんだエアバッグにメーターのガラスがついていて多少ケガをしようがそれは本望というものだろう。

なんかマジ復活が見えてきたような気がするのだが、妄想だろうか。