吉野家

石神井公園駅前店にも長蛇の行列が出来ていた。店外にも30人ほど。

家族につきあってケンタッキーで軽めの昼食をとってから吉野家に並んだのだが、よく見てみると、全員弁当購入待ちであった。店内のカウンターはがらがら。
弁当で食うと、冷えてしまって、汁気はすくなく、味は薄く、飯はバサバサかベチャベチャで、おまけに店に行かず弁当でしか食ったことのない女子供どもが「吉野家ってあんまりおいしくないねー」とかほざくのを何度も見て来たので、ちょっとむかついてきた。持ち帰りは基本的に吉野家に対する冒涜で、わかったような顔をして並んでるんじゃねえボケが。てめえらクソどもどけと、肩で行列を割って入る。きょうは朝から家族ジョギング大会など出ていたこともあって、おれの姿は上下ともジャージ姿で、実に殺伐としていてよろしい。

味は、作った先から売れていくのでしょうがないが、煮込まれ度ゼロで、さっぱりだった。まぁしょうがないね。

金を払ったら、なんか記念カードのようなものをもらった。「私たちはこの日2005年2月11日を忘れません」
吉野家牛丼最後の日、多摩を、甲州街道を、調布を、環八を、どの店でも長蛇の列と満員の店内なのをクルマで走り回って見送ったあの夜の思い出がフラッシュバックしてきて、2秒ほど真面目にじーんときてしまった。

つかまぁネタとして楽しんでいるところもあるわけですけどね。