日本科学未来館が1/2からやっているというので行ってみた。家族は去年すでに訪れているのだが、私ははじめて。
BX16V玉
見にいった目的のひとつは、慶応大学のKAZという電気自動車を見ることで、テストコースで311km/hの速度記録を出しているだけでなく、居住性も確保され、んでもってナンバーを取得しているので公道も走れるという地に足がついたところがえらい。東京モーターショー出展のときのインタビューいわく、マーケティングやデザインも学んでいるとのことで、文明から文化へ、実に素敵だ。
KAZ自体のデザインもイタリア、次の作品はイタリアのテスト走行で400km/hをめざすとのこと、楽しみだ。
で、私はそんなことより、ひたすらリアサスペンションあたりを地面に寝て観察していたのだが、話に聞くとおり、リアの油圧分散サスペンションに使われていたのはBX用のスフィアで、問題の緑玉にはBX16Vというマーキングがされていた。某MLでの報告通り、BX16V玉がここに使われていた!
お台場に来るなら、シトロエン・ジャポンのショールームなど見ていないで、日本科学技術館のBX16V玉を拝観しないといけない。新年早々、身も心も引き締まった気持ちになれた。
個人的にはこれで目的は完了したので、さぁ帰るか。という心持ちだったのだが、
上の階にいくと、しんかい6500に、例の物理インターネットモデルに、スーパーカミノカンデに、SIGGRAPHに出ていたコンピュータを使ったふじはたまさき系インスタレーションに、すっかり打ちのめされて、家族を連れてきたことなどすっかり忘却して見入ってしまった。あまりに見ていたのでぐったりしてしまった。はあはあ。これは今度、ぜひ一人で来て一日使って見物しないといけない。
とりあえず、細胞核の中はピビンバのようになっているということはわかった。