頭上の敵機

戦時中のイギリス。アメリカ陸軍航空隊の爆撃機部隊。日々あいつぐ危険な爆撃任務。
人間味あふれる隊長のもと、しかし苦境のなせるわざか、次々と犠牲者、戦死者、負傷者があいつぎ、危機感から士気と品質も低下していく。
そこをむしろ彼の温情から生じる悲劇感(甘え)から立因するものだと考えた、隊長の友人でもある主人公(グレゴリー・ペック)は代わって部隊の指揮をとり、信賞必罰と過酷な訓練を全員に強いる。最初は反発していた全員だが…

「人間と組織」テーマの名作のひとつ。仕切るもの、率いるものにとって、必ずしも表面的な温情がつねによいものとは限らないということを痛いほど教えられる。
プライベート・ライアン」「K-19」とかもそうですね。特に「K-19」は公開当初「管理職向け特別試写会」というのがあったそうだ。わかるんだけど、僕はお人好しで、でも実はけっこう冷たくて、ええかっこしの優柔不断なので、とてもこんなに立派な管理職にはなれない。結局みんなに迷惑をかけてばかりだ。

まあ、しょせん映画のお話ではあるんですけどね。