Non-Stop Erotic Cabaret / Soft Cell

出社中 Say Hello, Wave Goodbye を大声で歌っていたら(自動車を運転しながら)、涙があふれてきて、のどがえぐえぐしてきて、安全なる運行がしづらくなってきた。この曲をまじめに聴くと必ず泣くのでまいる。まぁきのうの「かちょ」スレを思い出したのもあるけど。

知っている人には説明無用、エレポップ界の名盤中の名盤。シングルカットされた Tainted Love は、なぜだかシングルチャートにずっと長くいた曲ということでギネスブックに載っていた。

音は Roland TR-808 と YAMAHA CS-80 を多用した、シンプルながら猥雑さもあるサウンド、そこに何ともなまめかしいマーク・アーモンドのヴォーカル、この人の声、嫌いな人は徹底的に嫌いかもしれないし、必ずしも正確無比の音程というわけでもないのだけれど、どうにも生物的というか、ご飯が何杯でも何杯でも際限なく食えそうな魔性の歌声である。

曲も歌詞も、シンプルだったりピュアだったり変態だったり、全曲シングルカットしてもいいぐらい、捨て曲がない。

んでもって、ラストを飾るのが「明るくせつない」度でRobert Wyatt の At Last, I am Free と東西を二分する名曲Say Hello, Wave Goodbye で、これだけ 7th を正面からズルく使うリフには、デイヴ・ボールのアイディアに呆れるばかりだ。

Sex Dwarf の邦題が「セックス小人の誘惑」だったのも今はなつかしい。 

Non-Stop Erotic Cabaret

Non-Stop Erotic Cabaret