DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン

好きで好きでたまらなくて作ってんだなー というのがひしひしと伝わる。ある意味ヒドい部分はいっぱいあるんだけど、音楽でいうとローファイの味というか。リアリティライン、「これはこれ」の「これ」具合がずっとブレないのが、気づくと見入ってしまう魅力か。

戦闘機を抱えてる顔が思いっきり素顔なのがすごいが、そもそも舞台演劇や歌舞伎や落語といったリアルなクリーチャーやCGに頼らない表現だってあるよね、演じる・撮るってもっと自由だよなそりゃ、とか思った。ドグマ95の遠い遠い親戚なのかもしれない。