アンドレアス・グルスキー展 (国立新美術館)

国立新美術館のアンドレアス・グルスキー(Andreas Gursky)展いってきた。

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イイ……

http://gursky.jp/

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ほとんど撮影できなかったので紹介できないですけど、いやー、良かった。ムラムラきます。おすすめ。単なる写実というよりは、むしろ積極的にデジタルで編集したり創作もしていくのですね。

バンコクの美しくて汚い一連の川面の連作がまたとても良かった。
ぱっと見ると抽象的なパターン。
少し近づくと、漆黒の川面に映る光の様子かなと。
さらに少し近づくと、それはゴミで汚い川の水面で、捨てられたオモチャやタイヤ、衣類、果物、etc.. が浮いているのも見える。
汚と美、リアルとシュール、具象と抽象、それらが共存していっしょくたになって、これは、イイ……

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これはですね、ぜひ、でっかい展示として観て体験していただきたい。お部屋のヘッドフォンで聴く音楽と、フェスとか大箱で聴く音楽が全然違うように、美術館の壁面を圧倒する大きさで目の当たりにすると、感性にドスドス刺さります。

国立新美術館ではちょうど、ウォーホールあたりをメインにしたアメリカのコンテンポラリーあたりの展示も始まってました。けど、そっちはまあもういいかなあ。