こんにちは。きょうもScrap Challengeの中継をしてます。
株式会社ミクシィ 学生向けエンジニアイベント "Scrap Challenge for security"
あえてksorano的に「ダダ漏れ」つってますが、そんなわけで、仕事の一環で写真つきtweetをすることもあったりします。
パシャパシャ撮りまくってダダ漏れさせてるのかというと、そういうノリに見せていて、そうでもないです。
たとえばゲストをお招きするルームにしても、XXXX (XXXのXXXなど) は撮っちゃダメですね。
パシャパシャやりすぎると、参加者のみなさん、気が散ります。なるべく失礼がないようにします。シャッター音は無音にしておくか、シャッター音のしない撮影アプリを使うのも手です。
ひと。とくに人の顔。顔出しなしでも撮られたくない人もいます。
人「が」テーマなら、つまり人物取材が中心なら、バストアップ云々などなど、前もって打ち合わせるべきです。
人「も」テーマなら、顔ぼかしを入れます。Adobe PhotoshopでRです。
ただしボカしを入れすぎるとアレな絵になってしまいます。なので
「人や顔が写ってなくても絵になる構図バージョン」
「人や顔が入ってて絵になる構図バージョン」
の両方を意識して撮影しておくべきです。
あとになって、絵になる構図の写真がないと困っても後の祭りです。
ノートPCの画面、PCの資産番号、スマホの画面、などもママの露出はまずいですね。ぼかしたりモザイクしたりします。Adobe PhotoshopならLで, ぱしぱし領域選択してフィルタします。高解像度の画像だと、拡大すれば結構画面の文字も見えちゃうもんです。
モザイクかけは、ツッコミネタとしてアリな場合に使った方が効果的です。
ただ、モザイクかけって、拡大して作業してると「これで読めなくなった、バッチリ!」と思っても、縮小してあらためて見ると結構読めちゃったりするものです。人間の目のイメージ補完能力ってすごいんです。なので、縮小とか引きの目でも確認することが重要。
JPEG画像のExifデータに位置情報が入ったままとかもださいです。
ミクシィ本社でやってますと声明しているイベントの写真の位置情報に東京都渋谷区東と入ってても問題ないですけど、なんか脇が甘い感が漂ってしまいます。
美しさが価値であるネタじゃないなら、解像度は落とします。
Adobe PhotoshopならOption-Command-Iとかですね。width 640ぐらいで充分。
データ量として少ないほうがいいですし、見えなくてもいいものが見えてしまうリスクを(補助的に)低減できます。
で、仕上げに、色味とかコントラストとか調整します。人様に見せるもんですよ。
Shift-Command-LとかShift-LとかCommand-Uとかでアレとかコレとかします。
ただし色とコントラストの自動調整Shift-Command-Lは、つい無意識に脊髄反射でやってしまいがちですが、これはあくまでも自然画像に効果ある機能です。部屋のなかの、PC画面とか、プレゼン画面とか、そういう「自然界と違うモノ」に対しては、効きすぎてヘンになることも多いです。Shift-L (レベル補正) とか Command-U (Hue/Satいじり) も使ってちょいちょいやりましょう。
というわけで、Adobe Photoshopとかは、vimやemacsのように脊髄操作できるように習熟しておきましょう。
さらに余力があれば、余計なモノは写真から取りましょう。
これは、人様にモノをお見せするについて、情報を本質にしぼりこむためです。
本質的でない床の汚れ、ケーブルうねうね、壁のスイッチ、変な映り込み、テーブルの上のジュース、ぱぱっと取りましょう。
Adobe PhotoshopでSでスタンプツール! と行きたいところですが、かなりタクミの技の全面戦争になってしまうので、Snapheal http://www.snapheal.com/ なんかが相当いいです。
こういう修正をせずとも、そもそも写真のはじっこの余計なモノはトリミングしておきましょう。これは色味やコントラスト修正の前に行うべきです。色味やコントラスト修正は、修正対象母集団から余計なものを外してからやったほうがいいので。
(画の「中の」余計なものは、色味・コントラスト修正の後でいいと個人的に思ってます)
あと、そもそもになっちゃいますが、イベント開始前から後までのダダ漏れストーリーを頭にあらかじめ持っておきます。
持っておくと、「これからミクシィ本社に向かう渋谷駅のスナップショットは… いらないかぁ。でもエレベーターホールに出ていた掲示板は撮っておこう」みたいな思考スレッドも頭に動かしておくことができます。
そんなわけで、ダダ漏れ係は結構いそがしいものですw
なお、KPT振り返りのための撮影はまた別の話です。Webアプリケーションの状況把握と振り返りにログが必要なように、イベントの状況把握と振り返りには現場写真を残すことが重要だと考えています。