Mac OS X 10.6.2, Mail.app, StopFold

Mac OS XのMail.appはRFC 2646のformat=flowedでメールを出してしまうので、これに対応してないMUAで読まれるとうっとうしいという問題があり、これを解決してくれるのがStopFoldというプラグインなのだが、これはMail.appのバージョンがあがるたびに追従が必要というコストがあった。

で、今回のMac OS X 10.6.2へのアップデートでも、StopFoldが動かなくなってしまっていたのだが、どうやら今度はStopFold必要なくなったかも。こんな感じのメールがcomposeされて出ていきます。 

Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp
Content-Transfer-Encoding: quoted-printable
Mime-Version: 1.0 (Apple Message framework v1077)
X-Mailer: Apple Mail (2.1077)

もうformat=flowedじゃなくなってる。
ただ、quoted-printableなんだな…
むかしはquoted-printableなメールなんて、届いただけで死ねと思っていたが、さすがに昭和から20年も過ぎたいま、もう別にいいかな… さすがに /bin/mail でメール読む奴もいないし。

じゃあformat=flowedだっていいじゃない、という声も聞こえてきそうだ。
別に気にしないでいいのかも。
二十代のころだったら、WordだのExcelだの添付されたメールや、全角英数字の入ったメールや、シグネチャが3行以上とかですでにキレてましたから(いやそんなことはないですが w)

いまどきはメールのリプライって、先頭にだけちょろちょろ書いて、あとは引用がお尻までだらーっと付いてるのが社会的標準になっていて、個人的にはこれって隣でクチャクチャ飯を食われるのと同程度に苦手なのだが、もうしょうがないです! かなり慣れた。

「インラインで失礼します」は、さすがにかなり嫌。「インラインではなくて失礼します」だろ。価値の善悪が逆転してるよ。というかインラインって何。
僕は言葉の乱れとかは気にしないし、むしろ年代とともに変化を繰り返す言語のさまに興味をもつほうだし、ヘッドフォンの音漏れだの歩行喫煙だのはぜんぜん気にしないのだが、片手でメシを食われるとかリアフォグランプ点けっぱなしで前を走られるとかどうしてもダメなパターンがいくつかあって、こういったメールまわりもそうなんだけど、なぜなんだろう。ふしぎ。