Gangnam の繁華街にもどり、屋台でトッポギをつまむ。
Gangnam (ガンナム, 江南) は、名前のとおり、ソウルを南北ふたつに分つ漢江の南側で、とても新宿っぽいところだ。新宿東口から靖国通りをとおって花園神社あたりまで、っぽい。大通りから斜めに坂をあがっていくと、「食い物+風俗」な渋谷の道玄坂っぽい感じから、だんだん代官山っぽくなってくる。
最初道玄坂っぽく感じたのは、99.5%ラブホテルにしか見えないCoffee Shopというのが何軒かあったからなのだが、しばらくして思うと、あれが「部屋にコーヒーの出前を頼む = 女の子が売春しにくる」という韓国のフレームワークのアレだったのかもしれない。
今晩は犬を食いにいこうかという話もあったのだが、時間をあらためて、きょうは韓国語のわかるスタッフ抜きで、アンニョンハシムニカ、カムサハムニダーのみで、歌舞伎町みたいな江南の繁華街に探索の勝負に出た。
そりゃ日式の店とか日本語OKな店は腐るほどあるが、そんなものはつまらない。
とにかく気合いでプルコギをオーダー。連日からいものばっかりだったが、これは優しく甘い味で、とてもよかった。正直、日本のスキヤキよりもプルコギのほうが僕は旨くて好みだ。(スキヤキに特にそう魅力を感じたことはないのだ、39年生きてきてこれまで。)
でもって、まだちょっと足りないな、と、カムジャタンの(小)を頼んだのだが、これが小なのかと小一時間問いつめたいでかさ。