MOTION3

なかなか面白いイベントができました。

トップ・バッターのリョン♪リョンズは、楚々としたおねえさんにアートのデーモンが乗り移ると、かようにキレて変貌する、というさまを堪能できました。ひろげた両手で、左右のマトリョーミン、いやメンバーふたりから場を圧倒するノイズの洪水を繰り出し、セックス・ピストルズのアナーキー・イン・ザ・UKの日本語うたをシャウトするその姿はまさにリスペクトでした。

f:id:mrmt:20070128182225j:plain

SFHはもはや燻し銀の貫禄で、今日の楽曲はさらにビートも明確で、即興による描写から、ポップ性まで身につけた、実に満足できるものでした。iBook に接続した MIDI キーボードから織りなされる静止画マテリアル群のコラージュもすばらしい。単なるオーディエンスとして、月に一回は体験したいものだ。Sさんが座っていたハコは、Cajon (カホン)という民族打楽器。

f:id:mrmt:20070128155838j:plain

f:id:mrmt:20070128155905j:plain

f:id:mrmt:20070128155949j:plain

自分ら 211 apart ですが、年も考えてもうちょっと落ち着いてやればよかったかな、とも思いますが、また自分を客観的に評価するのは難しいものですが、結構興味深いものを呈示できたかな、と思います。

吹雪ユキエさんは、ループやエレクトロニカ、アブストラクト・ビートなどとフォークとの融合という、他者がなかなかいない領域に切り込んでいくステージを感じ、今後が楽しみです。

1/31にも渋谷「青い部屋」でライブがあるようなので皆さんもよろしければぜひどうぞ。こっちでは、ピアニストkumiちゃん(僕も友人)のピアノをバックに、エリック・サティを歌ったりするようです。

◎1月31日(水)渋谷青い部屋
「LIVE SALON」
20時開演 前売2,000円 (ドリンク別)

ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。また、こういうことができるのは家族の理解と協力があってこそのことで、どうもありがとう。娘が絵を描いてくれました。

f:id:mrmt:20070129022350j:plain