ダリ回顧展 @ 上野の森美術館

http://www.dali2006.jp/
サルバドール・ダリってそーんなには興味なかったのだけれど、どうせだから行ってみようということで家族で上野へ。
入場制限がかかっていて、美術館の外にながい列ができていて、45分待ち。
思っていたよりも面白かった。例の時計とか、太田蛍一的なぐにゃっとした絵が多い印象があったのだが、もっとシャープな雰囲気のものもおおく、不安な色彩もとてもよかった。とても引き出しが多い芸術家だったのだなと感心。

美術館の出口のところの売店に、いろんな画家のぬいぐるみが売られていて、ゴッホのやつは、ちゃんと左耳がマジックテープでとれるようになっていて、

「やあ! 僕ゴッホ! ボクの耳は取れるから、好きなあの女(ひと)にあげてネ!」

みたいなことが (英語で) 書いてあって、これはまいった。買う寸前だった。
ほかにもグスタフ・クリムトの指人形とかあったりして、しかし指人形で「僕クリムトだよ」とかいったって、そもそもグスタフ・クリムトの顔なんて誰も知らんというか、どうしたらいいのだろう。