grubのsplashimage

データセンタでサーバの設置作業をしていたのだが、もろもろ設定終って、不要なVGAカードを外し、最後にもう一回だけリブートかけて立ち上がることを確認。とやったら、

GRUB Loading stage2..

と出たまま、フロッピーディスクドライブのLEDが点灯したまま、立ち上がってこない。まるでハードディスクを認識していないときのようだ。

HDDがちゃんと刺さってないかなとか、マザーのIDEまわりが逝ったかなとか、別の個体を運用から落して交換してみたり、そしたらその個体でも同じようなことが発生して、そのうちわかった。

/etc/grub.conf に

splashimage=(hd0,1)/boot/grub/splash.xpm.gz

とか書いてある状態で、VGAカードを外すと、grubはおそらくVGAを探しにいったままハングアップしてしまう。

ここをコメントアウトしてgrub-installして終了。

これはRHES3で発生した現象。最初からシリアルでインストールしていれば(RHES3 でシリアルインストールできるかどうか知らないが)こうはならないのだろうが、VGA付きでインストールしたRHES3ホストからVGAを抜くとブートしなくなる、ということだ。

これはちょっと厳しい。
サーバ専用機ならVGAなんて一切ない状態のマシンも普通だし、そもそもおれはLinuxでXとかディスプレイとか全く使わないので、LinuxマシンにおけるVGAカードというものは、外付CD-ROMドライブ同様、インストールの際にだけつかうデバイス、ぐらいの感覚がある。

ブート時のディスプレイがキレイだと商品価値がアップするというのはよくわかるし、TurboとかLinspire (Lindows) みたいなデスクトップ向けdistroがこういう指向なのはよくわかるが、仮にもRHESがVGA外したらブートしないってのはちょっとつらい。ブート画面に絵を出して喜ぶガキの都合で、データセンタの大人に迷惑をかけんでくれ。という気分だ。

ともあれ、文句だけいうのは嫌いなので、調べてgrubのパッチでも作ろうかとおもったが、時間がなくて忘れそうなのでとりあえずメモがわりに。