妙法ヶ岳という山にハイキングにいこうと、秩父から西にわけいった大滝村の三峰神社というところへ。(奥秩父大滝 大滝観光協会) 関越で花園まで、そこから国道140を延々と西へ。
ロープウェーに乗りたかったのだが、麓の駅の駐車場が一杯で車を止められず、しょうがないのでワインディングを走って、山頂駅を超えたところにある駐車場へ。峠道を登っていくと、かなり紅葉をみることができる。
ひとまず妙法ヶ岳方面に向かうが、霧、時間がもう遅い、子供連れ、クマが出る、云々で途中でとっととやめて引き返す。
いもの串焼き。なかなかうまい。小ぶりな芋を皮ごとかぶりつくと、皮がかえってシャキシャキして旨い。
となりの三峰神社にいく。この大滝村、以前オウムの移転騒ぎがあったせいか、「オウム立ち入り禁止」の類の看板がそこかしこにあった。
U2スペシャルエディション。
帰りに道の駅「大滝温泉」へ。大人で600円で入れて安い。中は、広くもなく狭くもなく、不潔でもなく清潔でもなく、特に印象無し。
2時間で帰宅。
AL4オートマチックミッションは、東京のタウンスピードでの変速ショックのドシンには困ったものだが、郊外や山岳地における快活な巡航パターンだと実にいい。常にツボをついたエンジンブレーキが右足の意のままに得られ、登りでも下りでも、フットブレーキなどまったく不要なぐらいだ。(とはいえ後続へのインフォメーションという意味で普通のブレーキも併用するけど)
とはいえ帰りの関越では、やはりここ最近出るようになった120〜130km/h前後のステアリングのシミーが気になる。
駒ヶ滝トンネル
ところで、大滝村に入ってから三峰神社へ車でいくには、国道140を左折するのだが、その左折する交差点は、トンネルの中にある。
このトンネル(駒ヶ滝トンネル)は、むちゃくちゃ狭い。トンネルの壁はコンクリ吹き付けを行なっただけで、ぐにゃぐにゃしており、車を運転して進んでいくと、まるで自分が食道から胃に進んでいく胃カメラになったような、大腸から外界に飛び出す大便になったような気分になる。
トンネルの中は車はすれ違えないほど狭い。人は通れない。左折する交差点も狭い。交差点というかY字型の分岐でしかない。Yをきつく曲がる向きの左折は禁止されているのだが、というかこれは物理的に自動車で曲がることはできない。
おまけに、左分岐(アプローチトンネル)してトンネルを抜けると、そこはダムの真上で、あとはダムの向う側に渡り切るまで、狭いダム上の通路を走っていくしかない。
で、これらの道路は一方通行ではない。とはいえすれ違うことはできないので、
- 大滝への入口
- ダムを渡り切った先
- トンネルを直進したところにある出口
これらの閉空間が閉塞区間になっていて、つまり地域全体がひとつのセマフォになっている。地域に入るところの信号機は、そんなわけで相当待たされる。なので、むかしのクイズ番組「クイズ・タイムショック」のような残り時間インジケーターが信号機についている。