amazonの電子ブックリーダーkindle touchが、直接amazon.comから買えるようになったということで、見ていたら、ついうっかり押してしまった。
これです。
http://www.amazon.com/gp/product/B005890FUI/
Kindle Touch, Wi-Fi, 6" E Ink Display - for international shipment というほうね。ちなみにこのfor international shipment可能なモデルには、なぜかアフィリエートリンクも貼れない。
2012.2.6に注文して、2012.2.11には届いた。一週間かかっていない。
届いたところ。
箱の大きさはこんなもん。
kindle touchは、ご存知amazonの製品だ。
amazonの製品を、amazon.comで購入して、amazon.comから届く。当然、パッケージレベルからamazonそのものだ。純正の梱包箱そのものに宛名シールが貼られて届くし、箱そのものに、例のamazon箱のビリビリがついている。
開けるといきなり、セロファンに包まれたkindle touchと対面。
kindle touchの画面には、電源の入れかたと、充電のしかたが出ている。
いきなりe-inkとご対面。
このように表示しっぱなしで2ヶ月とか電池が全然問題ないのがkindle touchのいいところ。商品との出会い、簡明な解説、性能のデモ、ライフスタイルの提案が一緒になっている。Apple製品ほどのドラマはないが、まるごとリサイクル可能なシンプルなパッケージもあわせて、なかなかセンスがいい。
箱の上蓋には
getting to know your kindle
と書かれた紙がチラ見せ。
引き抜くと、こんな感じで簡単なスタートアップ・ガイド。
てか紙の説明はこれでおしまい。
あとはKindleに入ってるUser's Guideを読んでねという。てか、あんたが買ったのは電子ブックリーダーなんだから、説明書は電子ブックリーダーで読みなさいよ! ということだ。圧倒的に正しい。
e-ink生活はうまれてはじめてだったので、鮮明さにびっくり。ほんとに紙と遜色がない。紙です。
反応が遅いのは、そういうものだとは分かっていたけど、遅いですね。でも従来のKindleユーザに見せたところ「おお、早い!」と逆の感銘を受けていたので、以前に比べると相当いいのでしょう。
買った状態だと、適当に割り振られたamazon.comアカウントに紐づけられていますので、自分のamazon.comアカウントに登録しなおしましょう。このあたりの導線もとてもスムーズです。
WiFi設定もさくっと完了。
そしたら、いつしか、以前Kindle Storeで買ったまま忘れていたThe Facebook Effect - David Kirkpatrickが、ふっと手元のkindle touchにダウンロードされていました。
こういうことだよ、これだよこれ。
さらに使いはじめてみると。
たしかにこれ、任意のpdfなどをメールで送り込むとkindle touchに勝手に同期されて入るようになってるけど (ふがほげ@amazon.com というメールアドレスが勝手に割りふられるので、そこに送ればいい)、それをちゃんと快適に読み進められるかというと、難しいね。
フォントによっては? 日本語が全く表示できないケースもあるし、いわゆる「自炊」したpdf (画像の寄せ集め) は、結局kindle touch用にきちんとリサイズしてやらないと、すらすら読むのはむずかしい。
試行錯誤の結果、いまはCalibreというソフトでkindle touch用に変換している。おそらく「本のiTunes」的な野望を持っているこのソフト、使い勝手はかなり悪いけど、これより良いものが思い当たらない。
ただ、1万ちょっとという安さもあるし、軽さもてつだって、ふとなんとなくポシェットに入っている。という使い方ができるのは良い。よーし今日はこれ読むぞ! という気持ちで本を持ち運ぶのはもう嫌なんですよね。
軽いし、ディスプレイ表面にもそう頑丈感はないが、あれこれカバーとか付けてもこのシンプルなデザインを壊してしまうと思うので、結局そのまま (当然表示もされっぱなし) バッグに入れて持ち歩いている。1万ちょいなら、壊れたらまた買えばよい!
と、思ったら、実は届いて箱を開けて10分後ぐらいで
「2012.4からドコモ3G回線付きでKindle国内販売開始!」
というニュースをみて、あひゃー。と思っていたのでした。
というか、自宅に届いて、大きさ比較のためkindleの箱をMacBookに載せてみた、そのMacBookの画面のGoogle Readerの新着にまさにその報道が載ってます。
でも、使ってみて改めて思いましたが、利用環境の日本語化もそうだし、おそらく「最初からkindle用に整えられた, (販売されている)電子書籍」をさくさく入手して利用できてこその使い勝手とビジネスのバリュー・チェインだと思うので、本格日本上陸も楽しみです。
まあ、ニュースソースが日経の記事なので信憑性はアレなんですけどね。