1985年のClan Of Xymoxの1stを、ずいぶん久しぶりに聴いて感涙にむせぶ。正確にはミニアルバムがあったらしいが、フルアルバムとしてはこのClan Of Xymoxが最初のはず。
レーベルも4ADで、哀愁耽美エレクトロどまんなか (エレクトロって表現は当時なかったけど)で、かつかすかに漂うB級感(ごめん)も実にたまらない。
これはM1のA Day.
なんかアルバム所収のバージョンに比べると、こまごまとカットして短くしてるな…
アナログレコードの当時はB1に入っていたStranger.
武満徹かリゲティのように非常に緊張感のあるサンプリング・オーケストラから、「裏Blue Monday」みたいなダンス・ビートに変容する。
オケヒとかも遠慮なく使うから(当時だからEmulator IIあたりかな)、そこがまた微妙にダサくBで、いいんだよねこりゃ。たまらないよこりゃ。1986年ごろはもう毎日聴いてたので、ひさびさに入手して聴いてみたら、もう懐かしさで号泣で周囲半径1mぐらいが涙の海になってしまいました。
というわけで、いまでも末永く活動してて偉いザイモックスですが、やっぱりClan of Xymoxっていう当時の名前のほうが好き。