立山ロープウェイの終着点は、大観峰駅。
これは、そそりたつ山の中腹にぽっかり穴があいており、ロープウェイがそこに吸い込まれると、その奥にはトロリーバスの地下駅があって、さらに山の反対側に抜けるトンネルに通じているという、これまた地下要塞的な、エリア88とかTeam America World Police的な建造物だ。
で、その大観峰駅からトロリーバスで山の反対側へトンネルを抜けると、富山県の室堂駅。駅というよりは、高山の中腹にホテルが建っていて、日本海側からの観光道路の終点になっており、で、地下にはトロリーの長いトンネルが隠されているというもの。
この立山ホテルは、日本で一番標高の高いホテルらしい。いいなー
ここからさらに日本海は立山のほうに抜けていくと、トロッコ電車とか、冬であれば数メートル以上の豪雪を切り開いた有料道路とかが楽しめるのだけど、これ以上深追いすると合理的な時間で戻れないので、また今度にする。
また今度とはいっても、息子は中一で娘は小五、次にくるときは夫婦だけかもしれない。
軽く散歩コースをあるく。
紅葉の時節になると、また一段と良いことでしょう。
さすが火山地帯、あたりは硫黄の匂いでいっぱい。散歩コースを離れるとガスが危険ですとの看板もあります。この流れだと、食いたいものはひとつ。ミクリガ池をぬけた休憩所に、ありました黒玉子。
このミクリガ池というのは、昔のひとが神様のお台所という意味で名付けた「御廚(みくり)」からきているとのこと。こぶりだけど、ちょっと神秘的で素敵です。
mikly.pl.