Keynote 1.1.1

Microsoft PowerPoint v.x は、まぁちゃんと PowerPoint なのだが、プレゼンしようとデュアルディスプレイにしても(Macintosh に、さらにVGA とかプロジェクタを接続すると、それは 2nd display になるわけで、since 1986 年)、PowerPoint は常にメインディスプレイのほうにしかプレゼンを出してくれない。

X のアプリケーションでいうと

Display *d = XOpenDisplay(":0");

とかハードコーディングしてあるようなダサさだ。

しょうがないので両方のディスプレイに同じものを出すモードに切替えると、今度は解像度の変更に追従してこない。

LC2003 LT の時にもちょっとみっともない目にあったのだが、他にもいろいろ使いづらいので Keynote をためしてみる。

pros

  • スライド単位でアウトラインというかツリー構造を作れるのは便利
  • *.ppt も楽勝で読み込み保存
  • ちゃんとデュアルモニタ対応
    プロジェクタにプレゼンを出しつつ、手元にはノートを表示とかできる
  • 表示きれい
  • ちゃんと Cocoa アプリなので、ちゃんとあらゆるキーバインドが Emacs 風味。(PowerPoint v.x が嫌なのはここ. 人間なら、テキスト編集でC-a C-b C-f C-e C-n C-p とかサクサクできないと死んでしまいますよね)
  • トランジションがきれい。とはいうものの、大人はグラフィックが飛んだり回ったり動いたり、なんて代物はつくらないんだよ、坊や。

cons

  • 記述内容を簡単に箇条書きとかにできない
  • テキストの量に応じて自動的にフォントサイズ調整しない (PowerPoint えらい)
  • アウトライン情報を持ったテキストのコピペができない (好みはともかく Word, PowerPoint はこのへん偉い)
  • アウトラインあげさげをキー操作とかボタンでできない
  • フォント大小のキーバインドとかボタンがない

うーむ微妙だな…