要は携帯 Java 実行環境の上に実装した一種の軽量 Web ブラウザで、ブラウザ - サーバ間は、Web コンテンツを strip して圧縮、つまり通信路が圧縮されているので早い、軽い、あとなんといってもパケット代が安くなる。(ステータスバー(?)に節約度が常にパーセント表示されてる)
この商品は 503i で NTT DoCoMo が Java 搭載携帯端末を出したときからあったのだが (つまり 10k に納まってる、これもすごい)、今回EZアプリにも出してみたのがポイント。なんといっても、まぁ好みはあるのだろうが、操作性とかが圧倒的にいろいろとナニな EZweb というか au 端末上に、完全に「サクサク i-mode」の操作感が再現しているところがしびれる。動作速度もなかなかいける。もっとも最近の携帯端末は早いんだけどね。P504i など、半パケ起動中の Sun の Java のコーヒーの湯気のロゴが一瞬しか見えないぐらいだ。
ただこれは今はあくまでも「EZアプリ Java(TM)」用のものであって、au の顧客は、へたするとカタログを見てさえ、「EZアプリ Java(TM)」と「EZアプリ BREW(TM)」は何がどう違ってどう見分けたらいいのか、普通の人ならまずわからない。本来ならユーザに違いが見えないのが正解なレイヤだしね。Ar- 先生でさえ BREW 対応端末に「半パケ for EZアプリ Java(TM)」をダルンロードしようとして動かねえと言っていたぐらいなので、やっぱなんというかいろいろとアレだ。
この半パケで任意の Web を見れると素晴らしいのだが、というかそれはjigのほうにいけばあるが、うちの半パケは当然ながら「リモートメール」のフロントエンドとして動くようになっている。メールアカウント付与やら着信通知やら地図リンクやら FAX 転送やら画像や pdf や Word のプレビューやら(だんだん宣伝臭くなってきたぞ)、keitaircと合わせると、手のひらの上でメールと irc を完全制覇というか、かなり廃人の域に達することができる。
素人さんや、いわゆる社会人さんとはまたべつに、こういう日記だの blog だのを巡回しているようなひとたちがこのへんの商品にどういう印象をもつのか、ちょっと商売抜きで興味深い。
「Ar- 先生でさえ BREW 対応端末に「半パケ for EZアプリ Java(TM)」をダルンロードしようとして動かねえと言っていた」は違いました。お詫びして訂正します。ゴメンナサイ。
