ガスタービンエンジン

ガスタービンエンジン

Chrystler Turbine(クライスラー・ターバイン) の記事がOld-Timer 誌 1999/2 にある。そのなかには、エンジンのうえに Dime(10セント硬貨) をそっと立てて、そのままエンジンをかけてアイドリングさせてもそのダイムは倒れませんよ、というスムーズさの実演について書かれている。

ごくわずかながら独特の高周波音を発生するガスタービン・エンジンは、電気モーターのように静かで振動もなく、まるで氷の上を滑るような感覚のウルトラスムーズな吹け上がり方をした。どこまでも永遠に続くような加速感は圧倒的で、乗る者をまるで空飛ぶ絨毯に乗っているかのような錯覚に陥らせた。

Turbine は 50 台しか生産されず、それらすべては販売はされず、テスト・プログラムとして、クライスラー社が定めた50名のモニターたちに無償貸与された。モニターたちは、それぞれの生活や運転形態、居住地が事なるよう、注意深く選定された。これは、ヴァンケル・ロータリー・エンジンの商品化に際して、シトローエンが実験モデルCitroen M35を民間のベータ・テスター 300 人に対して行なったことと似ている。図々しいことに、奴らは売っちゃったのだが。

ちなみに、Turbine のテスターたちには、上記の Dime 硬貨のデモ方法や、ガスタービンの優位性を説くトーク原稿やプレゼン方法キットまで配布されていたという。

どう、ムラムラするでしょう > tnh

VAZ-LADA

www.der-wankelmotor.de を見ていたら(ドメイン名だけで既にむらむらしてやばい)、ソ連のラーダにもヴァンケル・ロータリー車があったことは知らなかった。はあはあはあ。
まだラーダでよかった。タトラ613あたりがリアにロータリーを背負っていたら、鼻血の出すぎで出血多量で死んでいたことだろう。

NSU Ro80 も死ぬまでに一回見てみたいなぁ。

このへんはむらむらしませんか? > nnn