きょうのタトラ

ふと検索してみると、さすがインターネット (わら
タトラのサイトもいっぱいある。

旧共産圏チェコスロバキアのカルト自動車メーカーだが、いながらにしてTatraplanとか 603, 613つー名車を見ることができる。見ているうちに、なんか興奮して胸が息が苦しくなってきた。

いわゆるフォルクスワーゲン・ビートルを設計したのはかの(初代)ポルシェ博士だが、実は共同設計者がいて名前をハンス・レドヴェンカ。

第二時世界大戦がおきて、おわって、

初代ポルシェさんはこの戦争犯罪ドイツ野郎め! とフランス政府に幽閉されて、さぁ設計しろ働け作れとリアル・デスマーチに駆り出され、ルノー4CVを設計させられ後に病死してしまい、息子のポルシェ君が遺志を継いでポルシェ356, 911と、空冷リアエンジンのビートルを正常進化させていくわけだが、

鉄のカーテンのかなたチェコスロバキアでも、レドヴェンカがタトラ 77,タトラ 87,タトラ 97,タトラ 603をつくり出してゆく。すべて空冷フラット4またはV8をリア搭載、最終的には4バルブDOHC 3.5リッター、200km/hクラスの613にまで進化する。強制空冷 4 valve DOHCはポルシェにも成し得なかった到着点だ。

603の後期型はまるでNSU Ro 80のように美しい。

というか、草原にたたずむミグ15と タトラ603の図、で、完全に頭をノックアウトされて鼻血がとまりません。

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