ジョーズ

うちでは、子供たちがなかなかごはんを食べないときに、口で「ジョーズのテーマ」を歌いながら、スプーンを口元まで持っていって食べさせる、という慣習が広くおこなわれている。

「ジャン、ジャン、ジャン、ジャン、
ジャンジャンジャンジャン
ジャンジャンジャンジャン
ぱくっ。

子供がもうなかなかごはんを食べない、というのは飽きが原因のことも多いので、こうやって気を惹いて食べさせると有効だ。

しかし

ほんの幼時、ものごころもつかないうちから「ジョーズ」でぱくっとさせられていると、パブロフの犬というか、刷り込みが起こってしまうのではないだろうか。
つまり、彼/彼女が大きくなって、テレビの名画コーナーであの映画を見ていると、問題のシーンでなぜか急に空腹を覚えたり、ロイ・シャイダーおじさんを見るだけで食欲が増したり、そういうことには ならないのだろうか。なったらおもしろい。

ローテーション

ジョーズだけ使っていると刷り込まれてしまう恐れがあるから、一曲だけ使うのではなく、早めからいろんな曲のローテーションでやったほうがいいのだろうか。
やはり、世界の映画音楽の名曲から使うべきなのだろうか。曰く「第三の男*1」「ベン・ハー」とか。
すると、やはり、第三の男やベンハーを見ると腹が減る青年や娘さんができるのかな。おもしろい。


*1:ちなみに、「第三の男」のテーマの作曲者はモーリス・ジャール(他にもスーパーマン、.. などスコア多し) で、この人はジャン・ミッシェル・ジャールのお父さんだよ。