リニア中央新幹線の開通前後の「到達所要時間マップ」比較- Yahoo! JAPANビッグデータレポート
リニア新幹線が開通すると、東京-名古屋間の移動が40分。
それで、何がうれしいか。
開通するのは、12年後の2027年。
2015年のいまでさえ、ロジスティックスや物理コミュニケーションは、どんどん不要になったり、代替手段が発達したり、事前解決が可能になっている。
おそらく高めの金銭コストと引き換えに、人間自体が40分で東名間を実移動できることで起こるパラダイムシフトは何か?
12年後のリニア新幹線開通で起こる密かなパラダイムシフトに「不倫」があると予測してます。
昼間の、あるいは「きょうはちょっと飲んで帰るから」で紡ぎだされる隠しポケットのような非常に制約された時間で、多少の金銭コストをかけてでも、人間どうしがリアルに会うためだけに実際に物理移動したい。他手段で代替できないニーズはこれです。かけられるコストや時間調達の自由度、ほかメンタル面の成熟and/or倫理感低下といったユーザペルソナを考えると、2027年にこれを行うのは、2015年現在の新卒ぐらいからの年代でしょう。
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僕は新規事業の調査もしているので、なんらかのリサーチからヘンなことをつらつら考えるのも仕事なのですが、もし2027年に「リニア不倫」みたいなキーワードがバズったとき、12年前のぼくの記事が検索して出てくるとかっこいいので、書いてみました。
リニア不倫。リニア不倫だよ! w