ホテルをチェックアウトし、鬼怒川ライン下りへ。
ライン下りの舟は、下流から上流へはトラックで運搬し、このようにクレーンで釣り上げて川に下ろすんですね。おもしろい。
チケットを買い、しばし待ち、川岸に降りていく。
さっきの舟がスタンバイしているぞ!
ぎっしり乗り込んで、いざ出発と船頭さんの説明を聞く。なんかこれから、ノルマンディーに上陸し、ハッチが開いたら全員海岸のドイツ軍からババババと撃ち殺されてしまう前のようである。撮影がちょっとブレているのは、そういう、ロバート・キャパ的なそういうブレというかピンぼけなので仕方ないのである。
川下りは、ゆったり景色を楽しめたり、ところによっては思いのほか流れが早くスピード感もあったり、なかなか楽しかった。川辺にお猿さんもいました。
川面から吊り橋を見上げる。
その吊り橋に、あとで回って行ってみると、こんな。
天然の氷でかき氷を作ってくれる旨い店があるというので向かってみる。松月氷室というところ。しかし真夏の照りつける太陽のもと、半端ない行列ができているので、ひとまずそのすぐ近くの魚登久という鰻屋へ。
でかいどんぶりで、なかなか旨かった。
壁のお品書きに「金魚」というのがあり、もしや出目金とか和金に串を打って焼いているのではなかろうか、まあそれも栃木の食文化ではあるが… と一瞬おもったが、焼酎の水割りのことを金魚と呼ぶらしい。紫蘇と唐辛子をあしらったさまが金魚鉢のようらしく、なかなか風流だ。よかった。タレに浸けられて団扇であおがれている金魚はいなかったんだ。
食い終わって出てみても、まだかき氷屋は長蛇の列。やっとこさありつく。かき氷は柔らかく、とても旨かった。値段もとても良心的。