車2〜3台で津和野へ。津和野は高校2年の修学旅行以来だ。渋めでよい町だ。
日本の文学者たちをそれぞれイメージ絵画で表現した、文学全集の表紙集がおもしろい。
奥はむかしの小学校のような雰囲気になっている。その二階はアトリエの再現。
むかし浜田市世界こども美術館でパウル・クレーの個展をやったらしいときの作品集・ブックレットがかなりよかった。結構ぐっときて、もやもやした。
津和野の銘菓は「源氏巻」というものらしく、乱暴にいえば「シベリア」のような、餡をくるんだ菓子だ。源氏巻の店がそこかしこにあり、たべあるく。個人的には、焼きたてのパリっとした熱々のものがよかった。もっともこれはクレープ方向のもので、本来の、つめたくしなっとしたシベリア系の源氏巻からすると異色なもののようだ。
津和野も小京都といわれる町のようで、おちついた佇まいがなかなかよい。