阿蘇

阿蘇へバスは足を伸ばす。一面の雪景色ではあるが、大自然とスケールのでかいワインディングの世界で、すっかり魅了される。

前の上司は、東京住まいなのに、実家の大分で乗るためだけにユーノス・ロードスターを買って地元に置いてたびたび帰省していたが、これがまったく素晴らしい人生の過ごしかたであったことが良く分かった。
春や夏はまた格別なことだろう。おれもメガーヌRSとかシビックType RとかストーリアX4とかカプチーノあたりの小さめの元気なMT車と、一週間ほどこのへんで世俗を忘れたい。

火口のなかにある温泉に投宿。地図では知っていたが、やはり阿蘇の火口はでかい。そのなかが全部盆地というか平野になっているわけで、火星かどこかの地勢のようだ。ちょっと感激。ホテルは残念ながらC級だった。いや、「Cクラス」ということにして気分的にでも若干高級風味に振ってみよう。