ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド

思ったよりもよかったー

鬱屈なスミスファン若者たちの、スミス解散とプロムの夜に重ねたもうひと事件。ベタだけどいい感じの群像劇。 でもって、同時代の人間には視覚と聴覚で酔ってしまうほど濃密なマンチェスターの濃厚な空気と情報。物語の舞台がアメリカのデンバーという、まったくもってアメリカンでジョックな土地だからこそ、主人公たちの孤独感が際立つ。ゲイ・ディスコのシーンでかかっていたBronski BeatならWhy?じゃなくてSmalltown Boyだ。A Certain Ratioなんかもちょっとかかるよ。

この映画、きっと単館上映だろう、このところ忙しいからもう上映終わってしまっただろう、と勘違いしていたが、そこそこあちこちでロードショーしてんじゃん! ということに日曜の夜に気づき、Queen is Deadを爆音で聴きながら、都内からTOHOシネマズ川崎へ急行。 さすがに館内には数えるほどしか観客はいなかった。しかもまぁみんな同世代のちょっと面倒くさそうな人たちかなぁっていう。友達になれそう。

こういう映画なんだから、爆音上映とかしてほしいな。 みんなで、グラジオラスの花を振りながら、歌いながら観よう!